会員インタビュー

会員事業者を知る:気取らずに気軽に行きたくなるネイルサロン「mani nail(マニネイル)」を訪問しました

東京・京都・奈良にネイルサロンを展開している『mani nail(マニネイル)』。30代~40代の女性をターゲットに、忙しくてなかなか時間が取れない方へストレスなくネイルサロンに通っていただける「気取らずにちょっと一休みできるサロン」をコンセプトにしたネイルサロンです。

今回は、mani nail(マニネイル)の新店舗「新宿マルイメン店」にお伺いし、オーナーの久賀田様に開業までの道のりや、スーパーデリバリーの活用方法についてお話をお伺いしました。

教師からネイルサロン開業までの道のり

もともとは小学校の教師だったという久賀田さん。開業のきっかけについてお話をお伺いしました。

久賀田さん:小学校の教員時代から「自分で何か事業をしたい」と漠然と考えいていました。20代の女性でも起業しやすいものは何か?どんな事業が良いか?と探していたときに「ネイル」に辿り着きました。「自分で会社をつくりたい」という想いがあったので、まずはネイルの技術を身につけてから独立しようと考えました。ネイルの技術を取得するために、ネイルサロンで4年間ほど勤めて独立に向けての準備を進めていきました。

開業は「銀座」からスタート

2013年、銀座のマンションの一室からスタートした「mani nail(マニネイル)」。最初は一人で運営をしていたそうです。

久賀田さん:一人で運営していく中で、どうしたらお客様が再来してくれてファンになってくれるかが徐々に見えてくるようになりました。そこがわかってきたところで、独立して4年後に2店舗目となる京都にお店をつくりました。京都では業務委託でフリーランスのネイリストさんとのご縁もあり、売上を立てるために人の採用も積極的に行いました。また、実家も近いため馴染みのある場所ということもあって京都にお店をつくることにしました。

京都の次は奈良、日本橋、そして今回訪問した新宿と店舗を広げていったそうです。

銀座店

京都店

日本橋店

奈良店

コロナ禍をきっかけに見直したこと

新型コロナウィルスの影響により、さまざまな業界で経営に大きな影響を及ぼしてきました。「mani nail(マニネイル)」でも客足に大きな影響を受けたという久賀田さん。コロナ禍をきっかけに見直したことがあるといいます。

「スタッフ育成」に注力したサロンへ

久賀田さん:銀座店は立地上、お仕事帰りの方を中心にご来店されていましたがコロナ禍でリモートワークが増え、客足が半減してしまいました。当時、銀座店ではほぼ私が100%プレイヤーとして一人で回していたので、これから先どうしていけば良いか悩んでいました。しかし、客足が半減してしまった残りの50%をチャンスと捉え、そのあとの時間をスタッフ育成にシフトチェンジしようと決意しました。コロナ禍がきっかけでお客様が減って自分の時間が増え、補助金を活用しながら今まで自分がやってきたことを縮小しつつ、採用活動やスタッフ育成に注力していきました。

競争率が低く働きやすいお店づくり

コロナ禍により、ネイルサロンへ通えなくなった人も多いと感じていた久賀田さん。ネイルサロンは競合店が多いため、競争率が低くスタッフも働きやすいお店づくりをしたいと考えたときに、ご自身の経験を思い出したといいます。

フランス・パリでの経験を活かしたメニューの提案

久賀田さん:独立してから2店舗目を出すまでの1年間、フランス・パリのネイルサロンで働いていました。パリでは共働き世帯が多く、忙しい中でネイルサロンに通う人が多いためセルフネイルでもできる「ジェルポリッシュ」という30分で完成するネイルが主流だったのを思い出しました。そのパリでの経験をヒントに働きながら子育てをしている友人にヒアリングしながら、30代~40代の女性をターゲットに仕事の合間や隙間時間にきて完成する「デイリーでコスパよく気軽に」というコンセプトが生まれました。そのコンセプトをもとに、簡易メニューをつくりました。まずは京都店から簡易メニューを取り入れてみたところ、お客様からご好評いただき、日本橋店にも展開をしていきました。それを銀座店にも取り入れたところ、銀座店でも3割ほどのお客様からニーズがあるサービスになりました。

そのコンセプトを打ち出したときに、新宿マルイメン店からも声がかかり出店に至ったそうです。お客様、そして時代のニーズに合わせてネイルサロンを変化させていったといいます。

お客様・スタッフが喜んでくれるネイルサロンを目指す

店舗運営で意識していることについて、久賀田さんにお話をお伺いしました。

久賀田さん:ネイルサロンのターゲット層が30代~40代ということもあり、コミュニケーションの取り方や接客の仕方については意識して取り組んでいます。特に会話の面ではプライベートなご質問はこちらからしない、などスタッフにも共有しながら配慮するようにしています。コンセプトである「気取らないサロン」でありながらもお客様がちょっと一休みできる、そんなネイルサロンを目指しています。また、スタッフ同士の間でも人間関係にストレスなく働ける環境をつくるために人材採用・育成も重視しています。人間関係でストレスなく働けることが、サービスにも繋がってくると思っているのでお顧客様はもちろん、スタッフも含め「人」は大切にしています。

時間と価格帯で差別化を図る

その他に、他店との差別化について取り組まれていることをお伺いしました。

久賀田さん:お客様へは何回でもご来店できるように月額・年間パスや、LINEでのご予約で当日でも施術を受けられるようにするなど「気軽にご来店できる」システムを取り入れています。LINEではポイントカードもつくっているので、お客様がお帰りになったあと必ず「本日もありがとうございました」のメッセージとともに、施術後のネイルのお写真も添えて送るようにするなど、ちょっとしたコミュニケーションを挟むようにして、お客様の印象に残るようにしています。価格面でも初回のディスカウント価格と2回目も同じ価格帯に設定し、2回目以降のご来店のハードルを下げたり、次回予約で500円オフという施策もしています。また、スタッフの業務軽減を考えて「電子カルテ」も導入しています。電子カルテにすることで、スタッフの時間も大切にすることができています。

サロンの物販の仕入れは「スーパーデリバリー」を活用

スーパーデリバリーをご利用いただいたきっかけについても、お話をお伺いしました。

久賀田さん:奈良店を出店する際、立地がベッドタウンなため当時はネイルサロンが一軒もなく、感度の高い方が多く住んでいそうだと思っていました。マーケットが小さい街なのでネイルサロンだけでは集客が難しいだろうと思い、店舗の半分をセレクトショップにしてネイルサロンと併設することにしました。セレクトショップを運営するにあたって、何を仕入れようか?と思ったときにインターネットで仕入先を探していたら「スーパーデリバリー」に出会いました。

ネイルサロンの物販のために仕入れた商品

「スーパーデリバリー」ではどのような商材を仕入れているのか、お話をお伺いしました。

久賀田さん:ペディキュアを塗ったあとにビーチサンダルで帰りたいというニーズがあったので「ビーチサンダル」や、「ドライフラワー・雑貨」なども仕入れています。お客様の反応と売上を見ながら物販商品は随時入れ替えを行って試行錯誤しています。以前、マルシェに出展した際にドライフラワー・雑貨を販売したら、とても反応が良かったです。また、お客様からの口コミでは「ネイルサロンだけでなくセレクトショップもあって楽しかったです」などのコメントもいただけています。

「mani nail(マニネイル)」を訪問した感想

ネイルサロンの物販スペースで「スーパーデリバリー」をご活用いただき、嬉しいお話をお伺いすることができました。

今回ご紹介したネイルサロンでは、物販でドライフラワーや雑貨など幅広いジャンルの商材の仕入れにスーパーデリバリーをご利用いただいています。ジャンルに限らず、会員事業者がさまざまな仕入れができるように、美容業との取引を制限されている企業様はぜひ見直していただけると嬉しいです。取引自動設定の見直しはこちらから。

東京・京都・奈良にネイルサロンを展開しているmani nail(マニネイル)

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しんぷく
2人のやんちゃ坊主を子育てしながら「日々笑顔でいること」を大切にしています。「このサービスに出会えてよかった!」と利用した事業者のみなさんに感じていただけるように「スーパーデリバリー」の魅力をお伝えしていきたいです。

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