会員事業者を知る:自然と人とのサスティナブルな調和を図るゲストハウス「yuzaka」

今回ご紹介するのは秋田県北部の鹿角(かづの)市でリトリート型のゲストハウス「yuzaka(ユザカ)~natural & sustainable inn~」です。
フェアトレードとオーガニックのショップ&カフェ経営の経験を宿泊業に生かしたリトリート型の宿
ゲストハウス「yuzaka」は、諏訪さんのご主人の親戚がかつて経営されていた「かめや旅館」をリノベーションし、2019年11月にオープンしました。開業して2年ですが、居心地の良さや地元の食材を生かし丁寧に作られた食事などの魅力から、すでにリピートされるお客様も多いとのこと。
また「yuzaka」は、”リトリート型”の宿泊施設です。リトリートとは「日常から離れ、心と体を癒す場所・拠点を提供する」こと。お部屋にはテレビはなく、近くの山々を眺められる憩いのロビースペースや読書や映画を楽しめるライブラリールーム、自由に入れる家族風呂の温泉があり、ヨガや瞑想などもアクティビティとして取り入れながら過ごすことができます。
また「yuzaka」がある大湯という場所は、世界遺産にも登録された縄文遺跡の大湯環状列石もほど近く、800年も続く温泉地であり自然も残るこの地域。宿泊されたお客様の中には「エネルギーを感じる」と感想をおっしゃる人もいるほどで、リノベーションした古き良き建物を生かし、土地が持つエネルギーも最大限使って、心と体をリセットしていく空間やアクテビティ、おもてなしを提供しています。

もともとは趣味でヨガを長年していたという諏訪さん。3年前にタイに行ってヨガインストラクターの資格を取得し、ゲストハウスの宿泊客にもヨガや瞑想のアクティビティをご自身が講師として提供されています。宿泊者以外にもヨガのイベントを開催されています。
諏訪さんはもう一つ資格をお持ちで、絵本好きが高じて絵本セラピストの資格も取得されています。2階のライブラリーコーナーには、諏訪さんが選び抜いた、地元の伝記を記した本やお子様連れのお客様にも楽しんでいただけるように絵本が置いてあります。
お子様連れの宿泊者も多く、人数によってはご家族で貸し切りで宿泊することも可能だそうです。
[オーガニック商品]を仕入れて物販提案
yuzakaを経営される以前、諏訪さんは神奈川県逗子市でマクロビオティックやオーガニックを提供・販売するショップ&カフェを経営されていました。
諏訪さんがオーガニックの商品との出会ったのは20代前半の頃で「自分の意志で商品を選んで買う年頃になってからは、ピープルツリーさんなどのオーガニックやエコな商品を選んで使っていた」とおっしゃいます。そんなオーガニックが大好きな少女が大人になってからは経営者としてエシカル、サスティナブルな商品を扱う側になり、その後、逗子市がフェアトレードタウンとなるための活動にも参加されたそうです。

そんな諏訪さんの経験と知識がそのまま生きているのが館内にあるゼロウェイスト&エシカルショップ。
ここでは、「おもちゃ箱」のオーガニック洗剤「Sonett(ソネット)」の食器や衣類の洗剤の量り売りや、フェアトレード、オーガニックのアイテムをコーナー販売されています。宿泊者以外も購入ができ、地元の人々に対してもエシカルやサスティナブルな商品を提案されています。
yuzukaを訪問した感想
yuzakaさんのサスティナビリティというコンセプトは、宿泊者にとっては環境・社会・人に対して優しくなるきっかけであり、その優しい気持ちになる経験は宿泊者を前向きな気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。心と身体が満たされるからこそ、サスティナブルも前向きにとらえることができます。それを体現できる素敵な宿泊施設づくりを取材を通して学ばせていただきました。
秋田県北部の鹿角(かづの)市でリトリート型のゲストハウス「yuzaka(ユザカ)~natural & sustainable inn~」
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