会員事業者を知る:ヴィーガンレストラン「まるごとVeganダイニング浅草」を訪問しました。
今回ご紹介するのは東京都台東区にあるヴィーガンレストラン「まるごとVeganダイニング浅草」です。
ヴィーガンコンサルタントとして活動中、ご縁あってお店を開業
前職はIT企業でWEBディレクターをしていたという須田さん。不規則な生活から体重が増えてしまいヨガを始めました。ヨガでも減量に成功しましたが、さらに食事を見直して2か月で7キロの減量に成功したことをきっかけに、食事の大切さを痛感。その後、断食ダイエット合宿所でのヨガ講師とダイエットアプリのトレーナーとして、ダイエットに取り組む人たちを支える側に転身しました。その中で「食べたいけど痩せたい」「甘いものを食べたい」というお客様の欲求があり、そこで「ナチュラルハイジーン」というアメリカ発の健康理論に出会いました。
ナチュラルハイジーンは一日を体内のリズムに合わせ3つに分けます。早朝から正午にかけては排泄の時間、お昼から夜8時までは栄養補給と消化の時間、夜8時以降は吸収と代謝の時間です。食事はプラントベースホールフード(植物性のものを、できるだけ加工しない)が中心です。午前中は消化のよい果物を食べる、水分補給はたっぷりと、炭水化物と動物性食品は同時に食べません。同時に睡眠や運動なども大切にしようという理論です。
ナチュラルハイジーンを取り入れた当初、お米が好きな須田さんは「ごはん+野菜」を必然的に選択することとなり、おのずとヴィーガンの食を選択することがメインとなりました。その後、3か月かけてベジタリアンからヴィーガンに。段階的に切り替えたことによって、乳製品を食べたときに体の不調を感じることに気づけたそうです。そして体調が一番良いのはヴィーガンと実感し、ヴィーガンという選択を続けています。
ヴィーガンになってからは、ヴィーガンコンサルタントとして浅草エリアを中心に活動し、一般人向けに食事を見直す講座を主催したり、飲食店向けにヴィーガンのオプションメニューの開発提案を行っていました。
そして当時ヴィーガンメニューを提供しているお店を探していたところで出会ったのが、現在の「まるごとVeganダイニング浅草」がある場所にあった飲食店でした。前オーナーとの出会いは来店客としての立場からでしたが、その後はお店のメニュー開発を任されるまでの関係に。その後、前オーナーからお店を引き継いでほしいと依頼され、思いがけない形で店舗開業となりました。いつかはお店を持ちたいという願いが、図らずも実現しました。
「ココナッツミルク」や「トマトピューレ」を仕入れて調味料を調達
まるごとVeganダイニング浅草では、カレーや天丼、フォカッチャバーガーなどを販売していますが、その中でココナッツミルクやトマトピューレをスーパーデリバリーから仕入れています。
「まるごとVeganダイニング浅草」を訪問した感想
自信の経験から食の大切さやヴィーガンのおいしさを知ってもらいたい!と、お店の運営や商品開発、情報発信の方法など日々考えているなと思いました。ヴィーガンと聞くとストイックなイメージがどこかにあったのですが、お店の雰囲気、オーナー須田さんなどまったくそのイメージが払しょくされるような明るく楽しく元気になる、そんなお店でした。
東京都台東区にあるヴィーガンレストラン「まるごとVeganダイニング浅草」
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