取引を最大化するために、「取引申請」の条件や設定を見直そう
日々、ご対応いただいている「取引申請処理」。個別に申請内容を確認しながら処理されている企業さまや、業種単位で取引の許可・不許可を自動でできる「取引自動設定」を活用して申請処理を効率化している企業さまもいらっしゃると思います。
出展時に設定したあと、設定や基準を見直す機会はなかなかないと思いますが、マーケットも日々変わっていますので、取引申請は定期的に見直しましょう。見直すことで、取引先を拡大することにもつながります。
定期的に見直したい「取引自動設定」
取引自動設定とは?
「取引自動設定」は、会員事業者の種別ごとに取引申請をどのように処理するかを設定できる便利な機能で、「自動許可」「個別対応」「取引拒否」の3種類があります。

販路規制がなくどなたでもお取引できる場合などは、「自動許可」にすることによって、処理の手間もなくなり、購入意欲が高い取引申請時に、即時に卸価格が開示されるため購入にも結び付きやすくなります。

▲取引自動設定の画面(左から自動許可/個別対応/取引拒否)
まずは「取引拒否」設定を見直そう
最も見直していただきたいのが「取引拒否」の設定です。「どうせ結び付かないだろう」「なんとなく関係なさそうだから」という理由で取引拒否にしてしまっていませんか?
まずは自社の取引自動設定の「取引拒否」に設定されている業種や種別を確認しましょう。
スーパーデリバリーにはさまざまな業種・業態の会員事業者がいらっしゃいます。
飲食業や理美容業、宿泊業の方でも物販スペースを併設していたり、建設業が展示場の備品などを購入したり。実は取引につながる可能性を秘めている業種も多く存在します。
なんとなく、という理由で拒否にしている方は、機会損失が生じている可能性があります。また「取引につながらなさそうだから」という理由の方は、2025年9月に取引申請処理の画面で会員の実績を確認できるようになりましたので、「取引につながるかどうか」を個別対応で判断することをおすすめします。
▼会員訪問の記事

取引申請処理の画面で「実績」の項目を新たに追加
2025年9月に、取引申請処理の画面に新たに「実績」の項目が追加されました。
▼追加された項目
・入会期間
・貴社への申請回数
・購入頻度(1年間の頻度を「高中低」で記載)
・購入ジャンル(最大上位6ジャンルを順に記載)
・入会直後のマーク(入会60日以内)
・購入上位のマーク

▲「取引申請処理」で確認できるようになった「実績」
これまで「取引拒否」にしていた業種や業態でも、実は貴社のジャンルの商品をよく購入する会員である可能性もあります。
売上の最大化には、常に新規のお取引先を増やしていく必要があります。もし個別で判断できる業種がいる場合は、内容を見てから判断することをおすすめします。
※あくまで拒否するかどうかを悩んだ際の参考にしてください。たとえ購入ジャンルが違うジャンルでも購入する可能性があります。むやみに拒否はしないようにしましょう。
まとめ
取引自動設定の他にも、自社の取引許可・不許可の基準も定期的に見直すことをおすすめします。ぜひこの機会に社内で確認をしてみてください。定期的に見直すことで、機会損失を防ぎ売上を最大化することに繋げていきましょう。
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