会員インタビュー

会員事業者を知る:保護猫活動がきっかけで未経験からカフェを開業!コワーキングスペースやレンタルスペースとしても人気の「すあま商會」を取材しました。

池袋駅から東武東上線で6分ほどの場所にある大山駅。今回は、大山駅からすぐの場所にある保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」を取材しました。コワーキングスペースやレンタルスペースとしても活用できる「すあま商會」は猫好きな方以外も立ち寄り、写真展やイベントなどもたびたび開催されています。店舗では猫雑貨を中心とした物販も行っており、人気の商品などを伺ってきました。

思い立って4か月でお店をオープン

保護猫カフェというと一般的には猫と触れ合えるカフェをイメージしますが、「すあま商會」ではあくまでもカフェがメインであり、そこに猫用のシェルターを併設しています。そのため、カフェスペースと猫のスペースは完全に分かれており、猫と触れ合いたいお客様にはシェルタースペースに入って楽しめるようになっています。

オーナーの平松さんは20年近くにわたり、猫の保護活動をされてきました。これまでは自宅で保護した猫をお世話してきましたが、コロナ禍で家族が家にいる時間が長くなり保護猫が増えると家族の生活に支障がでることから、部屋を別に借りようかと考えていたそうです。

平松さん曰く「コロナ禍で夫が家にいる時間も増えたこともカフェをやろうと思った理由の一つですが(笑)。今も2匹の猫が自宅にいますが、それ以上増えると夜うるさくて家族が眠れないといった支障も出てきたので、じゃあカフェをやろうかなと思い立ったんです。

2020年の10月に思い立ち、翌月から物件探しや開業に必要な資格と許可の取得(飲食店の営業許可や第二種動物取扱業※の登録など)の申請作業をし、翌年の1月には店内の内装工事などにかかり2月にオープンしました。」と、自宅から近い場所で保護猫カフェを始めました。

レンタルスペースとして場所貸しも

お店にはインスタグラムやTwitterなどSNSを見て来店される方が多く、オープンする前からSNSで保護猫たちの様子をみていた方なども足を運んでくださっているそうです。また、カフェをレンタルスペースとしても貸し出しているため、様々なイベントが開催されています。

レンタルスペースを兼ねている理由をたずねると「ここをレンタルスペースとして貸し出そうと思った理由には、お客様の間口の広げたい、というのもありました。お店の認知や集客に繋げることができると思ったからです。保護活動を応援してくださる方を増やしたいというのもありますし、里親探しのきっかけになったらいいな、と。実際にイベントなどでこの店のことを知っていただき、そこから紹介を経て里親が見つかったこともあるんです。なので、あらゆる方にきていただきたくてレンタルサービスを行っています。」という保護猫への想いがありました。

壁側では猫の絵作家などの作品を展示

メニューには世界のホットサンドイッチを

未経験からカフェを始めた平松さん。店内では「世界のホットサンド」というテーマでそれぞれの国のレシピを参考に、平松さんがアレンジされたメニューを提供しています。その中には「本日のホットサンドイッチ」として月替わりで世界のホットサンドイッチを出しています。

「学生のころにカナダやイギリスに暮らしていたこともあり、世界各地の郷土料理などが好きで興味があったんです。なので、その一つとして世界の美味しいサンドウィッチを紹介したいな、という想いで毎月内容を変えてお出ししています。」

スペインのサンドウィッチ「ボカディージョ」
店名由来の「すあま」も取り寄せて販売

ドリンクメニューの中には猫のイラストが描かれたティーバッグのタグをティーカップのフチにかけて使える紅茶もあり、こちらはお客さんにも好評なのだとか。どのメニューもテイクアウトができ、ビオのドリンクなども販売しています。また、「ダルトン」のグラスやディスペンサーなども店内の雰囲気に合わせたテイストのもので提供されていました。

平松さんお気に入りのダルトンのサーバー

猫グッズの物販は大きな収益源

店内には物販スペースがあり、平松さんがセレクトした猫グッズや作家さんのハンドメイド雑貨などが販売されています。新商品が入荷するとSNSでお知らせしたり、ライブ配信などで紹介したりしているそうで、そこで紹介した商品はすぐに受注が入ることも多く、地方のお客様からの注文もあるのだとか。

ネコ柄のマスクやアクセサリー、ハンカチや猫モチーフのバスグッズなどを陳列
猫のイラストが描かれたティーバッグやコーヒー、クッキーなどのお菓子類を販売

仕入れるアイテムはお客さんの反応をみながら、インテリア雑貨やステーショナリー、菓子類などジャンル問わず猫に関しているものは扱っているとのことで、平松さんの感触としては「来店されるお客様は誰かに差し上げるプチギフトとして購入されることが多いので、ギフトに使えそうなアイテムは結構人気があるなぁ、といった感触ですね。ステーショナリーは思っていたよりは動かないですね。おそらくコロナ禍で人前で使ったりする機会も減ったので、そこまで需要がないのかもしれません。」とのこと。

オリジナルアイテムの風呂敷など

ほかにも物販アイテムの中にはオリジナルの風呂敷や巾着袋などもあり、プリントや縫製を請け負ってくれるメーカーに依頼して作成されています。

「すあま商會」を訪問した感想

「すあま商會」は猫カフェの中では小規模ですが、そこには「いつどんな時でも自分が責任をもって面倒を見れる数しか飼わない」という平松さんの信念がありました。そして猫たちをサポートするための一つとして、店内の物販にも力をいれておられます。日々手探りながらもお客様の反応やニーズを見ながら猫に関連する雑貨類を仕入れているそうで、スーパーデリバリーの「ねこグッズ」特集もこまめにチェックしているそうです。猫雑貨のトレンドや人気商品の情報なども求めているそうで、お持ちの企業様はメールなどでぜひ発信してはいかがでしょうか。

保護猫カフェ「すあま商會

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とくなが
飲食業、ペット業界担当。会員事業者への販売促進や出展企業への販売戦略提案なども含め、店舗運営やSDの運営に関するお役立ち情報を発信しています。

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