セミナーレポート

9月28日「会員を業種別に解説、傾向や仕入れの目的とは?取引先拡大するコツ」を開催しました/SD運営のひろば

2023年9月28日のSD運営のひろばでは、「会員を業種別に解説、傾向や仕入れの目的とは?取引先拡大するコツ」をテーマにウェビナーを開催しました。見逃した方や見直したい方は、アーカイブ動画を公開いたしましたので、ぜひご覧ください。

当日のアーカイブ動画

会員を業種別に解説、傾向や仕入れの目的とは?取引先拡大するコツ

スーパーデリバリーを利用している会員の「業種」のうち、とくに会員数の多い飲食業、美容業、住宅関連は具体的な利用目的、購入傾向などを事例を交えながら各担当が解説しました。また、業種別の傾向やニーズを知って取引先拡大のチャンスを最大化するポイントや販促方法を紹介しています。

どんな業種が多い?

業種は大きく分けて2つ、アパレルやインテリア、食品などを販売する「小売業」と小売業以外の「その他の業種」です。会員数で見ると小売業は国内会員のうち19.7%、その他の業種は80.3%と圧倒的にその他の業種が多い状況です。

その他の業種と言っても、飲食店で物販スペースを設けて商品を販売していたりと小売業同様に仕入れて販売するお店も多くなっています。その他の業種がどのような目的や用途でスーパーデリバリーを利用しているのかを知ることで、取引先として広げていくことで売上にもつながっていきます。

「その他の業種」は多岐に分かれますが、購入の特に多い業種が飲食業、美容業、住宅業となっています。

業種による傾向は?~飲食業~

飲食業の具体的なお店や事業としては、レストラン、カフェ、喫茶店といったお店です。

飲食業がスーパーデリバリーを使う理由としては、物販するための商品の仕入れ、備品購入、食材の仕入れがあります。メニューで取り入れている食品を買いたいとお客様から聞かれることもあり、メニューとして利用し物販でも販売するということが多くあります。

備品購入は、すきま時間に必要なものをジャンルをまたいでネットで仕入れができるメリットを感じている方が多いとのこと。

そして調味料や飲料を中心に食材の仕入れについてもスーパーデリバリーを利用されている会員様が多い状況です。

飲食業における販促のポイントは3つ。

コロナ以降に飲食部門での売り上げの落ち込みをカバーするため物販を始めた会員様も多く、物販ニーズは増加し続けています。食品以外にもお店の雰囲気にあう雑貨を仕入れて販売する会員様もいるので、飲食業だからと言って取引を見送らずに新たな卸先として販路開拓のチャンスとしてお考えいただけるとよいかと思います。

ポイント2つ目は、専門的な商品の要望が増えていることです。飲食店オーナーならではのプロ志向の商品ニーズは高まっています。業務用の大容量もニーズがありますので、出品をしていただきたいです。

ポイント3日目は、小ロットで買いやすくすることです。あくまでも飲食業が本業のため、物販スペースが限られるお店が多いです。また一度試食してみたい、試してみたいと思う会員様は多くいます。小ロットで買いやすくしていただくことで受注にもつながりやすくなりますので、ぜひロットの部分は見直しをご検討ください。

業種による傾向は?~美容業~

美容業では、主に美容室、エステサロン、リラクゼーションサロン、ネイルサロンの順に会員様が多くなっています。

美容業がスーパーデリバリーを使う目的は、店販の商材の仕入れ、店舗備品・消耗品の購入、インテリア・装飾品の購入、おもてなしフード・ドリンクの仕入れ、お客様ギフトの購入です。

福岡県の美容室「ゆとり炉の木」様は、ヘアスタイルを変えられたお客様に新しいお洋服を提案したいと積極的に洋服を中心に商品の販売をされています。オーナー自ら実際に試着や洗濯もして感想をPOPに設置して販売をしています。いまでは洋服だけ見に来られるお客様もいるそうです。

東京にあるエステサロン「リトリートサロン RUKKA」様では、お客様へのギフト購入や施術後にお客様に使っていただく手鏡などにスーパーデリバリーを活用されています。メーカーと直接やり取りできることや小ロットで仕入れできることに魅力を感じているそうです。

美容業における販促のポイントは3つ。

1つ目は1点売りです。小ロットで試せることはもちろん、販売スペースが限られているため小ロットで継続的に仕入れたいというニーズが高くなっています。またサンプル価格で安く販売されていると実際に試しやすいというお声もあります。

2つ目はパッケージが分かる商品画像です。お店の雰囲気に合うかや大きさが分かることだけでなく、美容業では季節や節目にお客様にギフトとしてプレゼントすることが多くあります。その際パッケージの良さも仕入れの基準として優先度が高くなります。パッケージ画像は必ず登録しておきましょう。

3つ目は、キーワードで検索対策をすることです。商品を検索する際に、具体的なアイテム名を書かずブランド名や商品名のみだと検索にひっかかりません。ハンドクリームであれば「ハンドクリーム」と商品名に入れてください。美容業では、ハンドクリーム、スリッパ、オーガニック、入浴剤といったアイテム名で検索されることが多いです。またこれからの時期はインテリア装飾やギフト購入で「クリスマス」が検索されます。

業種による傾向は?~住宅業~

住宅業の具体的なお店や事業としては、インテリアコーディネート、デザイン設計、工務店・物販です。

住宅業といっても、工務店などが本業の顧客につなげるために物販をしていたり、物件の演出のためインテリアコーディネートのためや、店舗・オフィス・空間デザインに必要なアイテムの調達にスーパーデリバリーを利用されています。

いずれもスーパーデリバリーの特徴である、商品ジャンルが広いことやテイストもさまざまであること、一つのサイトでまとめて仕入れができるため経理の手間が減るといったメリットを感じて利用されています。

大阪にある「井上工務店」様は、会社の1階部分が空いていました、創業45周年に当たり本業に親和性のあるアメリカン雑貨店をオープンされました。実際お店に来店されたお客様が、工務店としてのご注文につながっているケースも出ています。このように本業の顧客を獲得するためのに物販を強化しているという事例もあります。

関東近郊の中古物件のインテリアコーディネートを手掛ける「オークラヤ住宅」では、家具や小物を設置して物件を演出し、早期に契約成立できるよう「ホームステージング」という手法を取り入れています。セット販売された家具やインテリア雑貨を活用することで、商品選定にかかる時間をカットし、まとめ買いによるコスト改善にもつなげています。

インテリアコーディネートの場合は、気に入った商品があると他の物件でも利用することが多く、リピートの購入につながりやすいのも特徴です。

住宅業における販促のポイントとしては、まずカタログを提供することです。手軽に効率的に商品を見られるカタログは、住宅業では重宝されます。ぜひ商品出荷時に同梱していただいたり、カタログを商品として出品し、有償・無償どちらでも構いませんので提供をお願いします。

住宅業のうち「本業×物販」を兼業している場合の販促ポイントは4つあります。

1つ目は、売り場で使える販促POPを提供することです。販促POPを登録しておき、会員自らダウンロードして利用できるようにするのはもちろんですが、同梱で提供も喜ばれます。

2つ目は、陳列写真を商品画像に入れることです。売り場や展示会の陳列画像を商品画像に入れておくことで、販売のイメージがもちやすくなります。

3つ目は、売り方の情報を発信することです。本業をしながら物販を始めたという会員様もいるため具体的な売り方を紹介することは会員様としては有益な情報です。レジ横で売りやすい商品やパッケージ付きの商品、リピート率の高い商品などをメルマガや商品コメントで伝えてみましょう。

4つ目は、面展開してもらうことです。上記でもお伝えしたように販売力がこれからという会員様にとっては単品で仕入れるよりも、1コーナーでまとめて仕入れた方が簡単です。面展開の場合、受注もまとまって入るので出展企業様にとってもメリットがあります。

つづいて「ホームステージング・インテリアコーディネート」の住宅業における販促のポイントです。

まずは1回買ってもらえるよう、初回○%オフといった特典を付けると初回購入のハードルを下げることができます。気に入ったものは他の物件でも使用するためリピートにつながりやすい業種なので、まずは買ってもらう施策は有効です。

インテリアコーディネートにおいては、商品のイメージやサイズ感が分かることは重要なポイントです。スペースに収まるかどうか、イメージしている雰囲気に合うかは、イメージカットの画像があることで見極めやすくなります。

それから、納期、在庫切れ、不良品が出ないようにすることも大切です。設置時間に制限があったり、納期まで時間が無い場合など時間がタイトな案件もあります。スムーズに商品を受け取ることができ、不良品が無ければその後もまた安心して注文することができます。取付方法や所要時間も記載があると、段取りが立てやすく喜ばれます。

「ホームステージング・インテリアコーディネート」では、コーディネートセットの販売も有効です。テーブルコーディネートやサニタリーセット、北欧テイストの家具セットといったセット組をしておくことで、木目や素材の統一などの調整が不要なため、効率よく商品を選択できます。気に入ったセットは別の物件でも使うのでその後のリピートにもつながりやすくなります。

最後は設置画像を集めることです。商品を実際に使用した画像は最良のイメージ画像です。商品を買っていただいた会員様に設置画像の提供を依頼し、もらった画像を商品画像に登録したりメルマガ配信で情報発信しましょう。設置画像の提供のお礼として次回割引をしたり、ポイント付与する方法があります。

「店舗・オフィス・住空間デザイン」における住宅業での販促ポイントは3つあります。

1つ目は、設置画像を集めることです。2つ目は納期、在庫切れ、良品であることです。インテリアコーディネートと同様、納期や設置時間の制限があるため、シビアにみられているポイントです。逆に考えると、納期が短く、注文後の在庫切れが無く、不良品が無ければ、その後長く取引してもらえる可能性が高まります。そして3つ目は、イメージとサイズ感が分かる画像です。設置例などの画像は充実した方が、商品選定の際に候補に残りやすくなります。

まとめ 業種を意識した販促

業種を意識した販促のまとめとしては、ポイントは3つです。

まずは「取引許可を増やして販路拡大」です。冒頭でもお伝えしたようにスーパーデリバリーの会員の19.7%が小売業、80.3%がその他の業種です。つまりその他の業種で取引先をより多く広げることが売上につながってきます。

○○業は取引するイメージがわかないので「自動拒否」にするというのはもったいないです。本業以外に物販をしてる会員様は多いですので、自動拒否になっている業種については「個別対応」にしていただき、お手数ではありますが取引可否を1件ずつ見て判断していただきたいです。その後、許可が多いことや取引で問題が無ければ「自動許可」にしていただき、申請の判断も自動化していただくのがおすすめです。

それから業種別に人気を把握しておき、検索対策や情報発信も行いましょう。

人気の把握の方法としては、業種別の特集では人気商品や注目商品だけを集めていますので人気商品が分かります。例えば、飲食業ではオーガニックやヴィーガンが人気だとわかれば、自社の商品で該当する商品のページに「オーガニック」や「ヴィーガン」をきちんと記入しているかを確認してください。検索上位のキーワードを意識して記入しておくことで、検索されやすくなり会員様の目に留まるようなっていきます。また各業種で人気の商品やテイストなどをメルマガで情報発信するのも有効です。

他にも、スーパーデリバリーのブログで会員様への取材記事を見たり、業種別の売れ筋ランキングも有効です。

最後は小ロットと分かりやすさです。1点などなるべく少ない点数でのロットにすることで、お試し買いのニーズにこたえることができます。その他の業種においては、物販スペースやストックが限られていることも多いため、少ない量を継続的に仕入れる傾向もあります。小ロットでの販売は小売業でもその他の業種でもおすすめしている売り方です。一部の商品からでも1点販売を始めてみてください。

分かりやすさについては画像を見ただけでパッケージがわかる、中身がどのように入っているかわかるという情報が大切です。文字で説明するよりも画像で得られる情報の方がよく見られます。手に取るように分かる画像を充実させることで不安なく注文できる商品ページを目指しましょう

お知らせ

「SD運営のひろば」2023年10月の開催予定

SD運営のひろばの10月開催予定は以下記事よりご覧ください。開催後アーカイブ動画やレポートブログも公開予定です。ぜひリアルタイムでも配信もお時間が合えばご参加ください。

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霜越 恭子
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