「お客様の応援の声を活かそう!応援コメントを使ったお客様との関係性づくり第2弾」ウェビナーを開催しました/SD運営のひろば
2024年4月23日のSD運営のひろばでは、「お客様の応援の声を活かそう!応援コメントを使ったお客様との関係性づくり」をテーマに、【丁寧な梱包】【画像の良さ】【POP・テスター】【小ロット】についてお話しました。見逃した方や見直したい方は、アーカイブ動画を公開いたしましたので、ぜひご覧ください。
目次
当日のアーカイブ動画
ウェビナーでは、会員から出展企業に寄せられる応援コメントの事例から運営を見直すポイントをみつけ、対策方法をお話しました。前半は応援コメントの概要をご説明し、後半は応援コメントから見つける見直しポイント&事例をご紹介しています。
応援コメントとは?
応援コメントは
・会員から出展企業に向けたコメント
・各出展企業のページ内で匿名公開
・出展企業側から返信可能(管理画面上ではどの会員からの投稿なのかがわかる)
・半年以内に同一出展企業から2回出荷された会員が投稿可能
・国内会員のみ投稿可能(【海外】会員とSDexportは除く)
という仕組みになっています。
上のように各出展企業の商品一覧ページの上部にある「応援コメント『取引して良かったの声』」のところから投稿されている応援コメントの一覧を会員ではなくてもログイン無しで見られるようになっています。
なお、2024年4月7日時点で
・投稿件数 18,079件
・投稿会員数 4,897会員
・被投稿企業数 1,767社
であり、出展企業の半分程度が応援コメントを受けている状況です。
見直しポイント&事例
・丁寧な梱包
・画像の良さ
・POP・テスター
・小ロット
の4つの見直しポイントについて事例を交えながらご紹介しました。
丁寧な梱包
1つ目は、丁寧な梱包です。
丁寧なのは当たり前のことと思われがちですが、当たり前だからこそ会員事業者はシビアに見ています。破損が無いようにするのはもちろんのこと、検品がしやすいように工夫されているなど、出展企業の心遣いに感心したという応援コメントは少なくありません。
適切な梱包方法や資材によって、商品が確実に届くことは、リピートしたいと思えるかどうかの判断材料になります。安心して商品が届く取引先と思われるために、梱包を疎かにすることが無いように気を付けましょう。
画像の良さ
2つ目は画像の良さです。
スーパーデリバリーはネット上の取引なので、商品の現物を見て購入することができません。
画像の良さに関する応援コメントで注目すべきは、「商品のイメージがわかりやすい画像であること」と「届いた商品と画像に差がない」という点です。
例えば、下の画像はとある出展企業の商品一覧ページです。
商品一覧ページにはサムネイル画像が並びます。
この出展企業の場合は、モデルが商品を着用したり使用している画像をメインにしているほか、カラーバリエーションや機能性もサムネイル画像で分かるようにレイアウトされています。
こうすることでパッと見ただけで、商品の機能やデザイン、サイズ感、利用シーンが分かるように工夫されています。
もう一例ご紹介します。
下の画像はとある商品の詳細画像を抜粋したものです。
1商品に対し20枚ほどの画像が登録されています。
画像枚数が多いだけでなく、画像1枚ずつを見ても丁寧に商品の説明が書かれています。
例えば、バッグの袋の部分の大きさは長財布やノートと比べるとどの程度なのか、紐の長さは調節ができるのか、裏地はどうなっているのかなどたくさんの角度で撮影し、説明文言も追記してしています。
このように画像が多く、詳細まで説明がされていることで、まるで現物を見ているかのようにわかり、届いた商品との差異を生まないように工夫されています。
POP・テスター
3つ目の見直しポイントは「POP・テスター」です。
POPやテスターを提供できる商品をお持ちの出展企業様は限られますが、色、香り、使用感を店頭で試せることで、会員事業者にとっては売りやすい環境を提供してくれるという印象を持ちます。
実際に応援コメントに寄せられているPOPやテスター提供についてのお声を以下でご紹介しました。
具体的な提供事例ですが、とある出展企業では、内訳に実際に販売する商品と並べて「有償試用見本」を販売しています。
無料で提供することも喜ばれますが、販売商品を一定量購入することを条件に割安価格で店頭サンプルとして販売する方法も有効です。
また、POP提供については、商品と同時にPOPを注文依頼すると無償でPOPの完成品を提供する方法や、印刷したPOPの紙を同梱したり、POPデータを管理画面内の「販促POPデータ」に登録しておき、会員事業者自身でPOPをダウンロードし使用してもらう方法もあります。
店頭での販売をサポートするアイテムとして、サンプルやテスター、POPは必要とされるアイテムです。「自社の商品を魅力的に店頭で伝えてもらうため=売れやすくするため」にぜひ販促品の提供も実施してみてください。
小ロット
最後は小ロットについてです。小ロットについては2つの視点から会員事業者にとってメリットがあります。
1つ目は、お試し購入がしやすいことです。ネット仕入れであるため、事前に商品現物を見たり試すことができません。そのため、1点や少ロット販売がある商品は、まずは試して確かめたいと思う会員事業者にとって魅力的です。出展企業にとっては新規取引先を増やすきっかけになります。
2つ目は、スーパーデリバリーは中小規模の会員事業者が多いため、少量仕入れできた方が在庫リスクが少なくて済むという点です。売り場の規模やストック場所が小さいお店もあるため、多少割高であっても、自分のペースで仕入れて管理できる小ロットでの仕入れの方が助かる考える会員事業者も多くいます。
・大ロット(割安)
・中ロット
・小ロット(割高だけど試せる)
といったように、スーパーデリバリーの会員事業者の仕入れのスタイルに合わせて設定を検討してみてください。
まとめ
最後にまとめです。
・当たり前のことが当たり前にできているかシビアに見られている「梱包」は丁寧に
・画像は「量(枚数)」と「質(イメージや分かりやすさ)」が大切
・販促物としてPOPやテスターなどの提供は店頭の販売力をサポートするツールとして喜ばれる
・初回購入者小規模な会員への小ロット販売
見直せるポイントを見つけて、ぜひ検討・実施をしてみてください。
お知らせ
「SD運営のひろば」2024年6月の開催予定
スーパーデリバリーでは、「スーパーデリバリーをもっとうまく活用したい」、「日頃の疑問や不安を解決する場が欲しい」と思っている出展企業様に伴走していけるよう、「SD運営のひろば」を行っています。
※6月開催のウェビナーは事前申し込み制となります。視聴希望の方は、フォームよりお申し込みください。
6月の開催予定
日時 | タイトル |
---|---|
6月6日(木) 11時00分~11時30分 |
「セール商戦を乗りきる!売り上げを最大化するヒント」 |
6月20日(木) 11時00分~11時30分 |
「配送コストの値上げが続く…。気になる各社の送料事情と送料値上げに負けない運用のコツ」 |
6月は「BargainSALE(バーゲンセール)」開催前に、チェックしておきたい「セール商戦を乗りきる!売り上げを最大化するヒント」。物流コストが上がる中、対応策の工夫を提案する「配送コストの値上げが続く…。気になる各社の送料事情と送料値上げに負けない運用のコツ」の2件のウェビナーの開催を予定しています。
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