<セミナーアーカイブ>「受注機会を逃さない!1点販売とロット販売で売上UPを目指そう」11月21日(木)/ SD運営のひろば
2024年11月21日(木)に「受注機会を逃さない!1点販売とロット販売で売上UPを目指そう」をテーマにしたセミナーを「SD運営のひろば」にて開催しました。
今回は、セミナー動画と、記事でもセミナーの内容をお届けします。
目次
受注機会を逃さない!1点販売とロット販売で売上UPを目指そう
「受注機会を逃さない!1点販売とロット販売で売上UPを目指そう」セミナーにて、ご紹介した内容をまとめていきます。動画と合わせて参考にしてください。
1点、ロットの両方が必要な理由
そもそもロットというのは業界や業態によって意味合いが異なるものです。スーパーデリバリーで意味するロットとは「商品を複数点数で販売すること」です。商品の生産単位においてロットという言葉を使ったり、カートンやボールという言葉もよく耳にしますが、1点販売以外に複数点数まとめて販売することです。
購入ターゲットによって使い分ける
1点販売 ⇒ 初回購入を促せる:初めての購入時は試し買いをしたいニーズがあるため、1点からも仕入れられるようにする
ロット販売 ⇒ リピート購入を促せる:2回目以降の購入の際に「たくさん購入するから少し安くしてほしい」というニーズを満たすことができる
このように1点販売とロット販売を用意することによって、会員のターゲットに合った購入手段を提示できるため、買いやすいページを作ることができます。
ロット販売の活用事例
食器・キッチンジャンルの場合
<食器・キッチンジャンルのロット設定の特徴>
・1点~66%、5点~60%などロット単位によって掛率を約5%ずつ下げている
・10点で購入をした場合は1点で購入した時と10%以上の掛率の差がある
・食器ジャンルは特にロット販売に効果が出やすい。理由は5点、10点などの出荷単位が取引として当たり前になっているため
・食器・キッチンジャンルの受注金額のうち6割はロット販売です。会員からはお得な設定に見えるため売上比率が高い
輸入食品ジャンルの場合
<輸入食品ジャンルのロット設定の特徴>
・1点~75%、24点~70%とケース単位で掛率を増減させている
・食品ジャンルは商品によってある程度ケースやボールなど単位が決まっていることが多い
・受注金額のうち67%がロットで購入されており1点販売より購入比率が高い
靴下ジャンルの場合
<靴下ジャンルのロット設定の特徴>
・1点~65%、3点~65%、5点~60%と細かくロット設定をしている
・3点以下の場合は同じ掛率になっている
・受注金額のうち81%と全体のジャンルからみても比較的高い購入比率
ロット販売の設定が簡単に!
ロット販売の設定方法
2024年10月23日よりロット販売の設定がワンクリックで追加できるようになりました。1点/1セットの設定がある場合にボタンが表示されるようになり、追加した後に卸単価を設定すれば設定完了となります。卸単価につきましてはスーパーデリバリーが推奨している掛率を設定することも可能です。また、以前からある機能ですが貴社品番が同じ商品の在庫数、JAN、参考価格の連動ができます。
まとめ
ロット販売はまとまった注文が確保でき、購入単価を上げるための有効な手段の一つとなります。見方を変えると在庫が残っている商品を在庫処分として活用することもできますので色々な視点からロット販売を設定してみましょう。
また、設定方法もワンクリックで設定ができるようになったため簡単に設定ができるようになりました。これを機にぜひロット販売を検討、導入してみてください。
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