2021年8月、会員の業種別に人気ジャンル・アイテムの購入傾向レポート
会員事業者の業種別に、8月の人気ジャンルや商品の傾向をまとめてレポートします。
会員の傾向を知って販促など売上対策に活用ください。
目次
業種別、ジャンルの人気傾向
各業種での人気ジャンル上位20位と、購入者の多かった商品をご紹介します。
小売業での人気ジャンル・人気商品
8月人気だった商品
昨年8月の人気ジャンルは、2020年7月からレジ袋の有料化が始まりエコバッグの仕入れが増えたことで1位がバッグ、コロナ禍での衛生用品の特需により2位が衛生用品、そして3位がトップスでした。
今年8月は、長雨の影響で気温が低下したこともあり、例年通りアウターが動き始めています。コロナ禍で落ち込んだファッションへの受注が回復し、この秋冬も復調傾向はキープできそうです。
飲食業での人気ジャンル・人気商品
8月人気だった商品
8月は夏向けのコールドドリンクと、予約販売が始まったチョコレートに購入者が集まりました。チョコレートは飲食業だけでなく、小売業、理美容業などでも人気の商品です。
売上アップのヒント
画像3つ目のネコモチーフの靴下は、猫カフェを運営される事業者の購入が集まった商品です。
飲食業といってもオーガニックカフェや猫カフェなどのコンセプトがあり、料理の提供だけでなく、そのコンセプトに合わせた物販をするお店が多くなっています。取引先が広がれば、売上アップにつながりますので、飲食業だから取引しないと判断しないで、お店のコンセプトと自社商品が合っているかを基準にしみてはどうでしょうか?
取引申請が来た際は、お店のURLや写真、紹介文でお店の情報を知ることができます。
理美容業での人気ジャンル・人気商品
8月人気だった商品
理美容業では、感染者数の増加と連動して衛生用品が1位となりました。2位以降はファッションアイテムのほか、アロマなどの美や健康にかかわるアイテムが人気です。
売上アップのヒント
理美容業の会員事業者は、美容や健康へのアンテナを張っているので、知識や興味が高い事業者です。そのため、商品の特性を理解して販売してくれる卸先になりやすくもあります。例えば、おすすめしたい商品をメルマガや商品同梱でサンプル配布したり、希望者を募ってからサンプル配布をするなど積極的に商品の紹介をすることで、リピート率を高める販促手法もあります。
住宅関連業での人気ジャンル・人気商品
8月人気だった商品
住宅関連の業種は、新築やリフォーム後のインテリアコーディネートやモデルルームの演出などをする会員が多く、リビング、ダイニング、キッチンを演出するアイテムが人気です。
空間の演出で使用するのみなので、価格が下がったアウトレット商品も需要があります。
売上アップのヒント
モデルルームなどでのインテリアコーディネートに利用する場合は、少量で購入をしたいニーズがあります。また、住まいのシーンを想定して商品を購入するので、2名分や4名分の食器をセット化すると会員側は選ぶ手間が省け、企業側はまとめて売ることができます。ロットやセット組も検討してみてください。
卸売業での人気ジャンル・人気商品
8月人気だった商品
卸売業は購入単価が大きい業種のため、上記ランキングの購入者数ではなく売上順でみると人気ジャンルが変わります。売上順では1位は購入店舗数と同じく衛生用品ですが、2位以降は食器、ヘアケア、キッチンツール、キャンプ・レジャー用品でした。また、スナック菓子や乾物、健康食品なども人気で、食品ジャンルも常に売上の高いジャンルです。
売上アップのヒント
卸売業は、価格の安さ、割引などで購入を決める傾向があります。
・価格を下げてロット販売する
・商品ページやメルマガ配信で、大口購入の見積もりがOKであることを知らせる
・過去大口で購入した会員には、定期的にお得な商品の提案をする
といった販促をしましょう。
業種別に人気の商品を随時チェックするなら「売れ筋ランキング」
業種別の売れ筋ランキングは、こちらでご覧いただけます。
・総合売れ筋ランキングはこちら
・海外の売れ筋 ランキングはこちら
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・理美容業の売れ筋 ランキングはこちら
・住宅・デザイン業の売れ筋 ランキングはこちら
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ピックアップ特集へ参加して、露出をアップ
スーパーデリバリーでは、ピックアップ特集を多数常時開催しています。
小売業以外の会員がログインしたTOPページには、業種に関連したピックアップ特集を表示しており、より強く商品露出が可能です。
以下の記事で、ピックアップ特集の概要や参加方法を公開していますので、参加できる特集を見つけて設定しましょう。
▼ピックアップ特集の一例
取引申請が取引拒否になっていないかチェック
取引自動設定が取引拒否になっていると、会員からの申請を受け付けない状態になっています。設定が誤っていないか確認しましょう。業種単位で取引可能であれば「自動許可」、会員単位で取引可能かどうか判断する場合は「個別対応」に設定しましょう。
取引自動設定はこちらから
取引先である会員事業者の詳細を知って、売上対策を実施しましょう。会員の詳細や傾向については、いろはブログの「マーケット・会員を知る」で随時ご紹介しています。ぜひご覧ください。
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