セミナー告知

【セミナーアーカイブ】「顧客目線で考える「欲しいを引き出すコツ」視覚情報の伝え方で変わる商品提案の基本」」を開催しました

「商品ページを見てもらえているのに、なかなか注文につながらない」――そんなお悩みを抱えていませんか。実は、ちょっとした商品情報の見せ方・伝え方を変えるだけで、バイヤーの「欲しい」を引き出せることがあります。今回のSD運営のひろばでは、顧客目線で「選ばれる商品ページ」をつくるヒントをお届けします。

セミナー概要

商品ページを見てもらえているのに、なかなか注文につながらない――そんなお悩みを抱えていませんか。実は、ちょっとした商品情報の見せ方・伝え方を変えるだけで、バイヤーの「欲しい」を引き出せることがあります。2026年6月18日(木)に開催した「SD運営のひろば」セミナーのアーカイブです。顧客目線で「選ばれる商品ページ」をつくるヒントをお届けします。

セミナー概要

本セミナーでは、スーパーデリバリーにおける商品ページの情報充実について、以下の6つのテーマでお届けしました。

【01】ビジュアル強化の意義 

【02】情報充足チェックリスト 

【03】AIツール全体マップ 

【04】各ツールの概要と活用例 

【05】情報充足チェックシート 

【06】まとめ・振り返り

01|ビジュアル強化の意義

「触れない」不安を「確信」に変える

ECサイトでは、お客様は商品を手に取って確認することができません。五感のうち、バイヤーが商品に触れられるのは視覚情報だけです。そのため、オンラインにおける画像・動画・コメントは、そのまま皆さんの代わりに「販売員」の役割を担うことになります。

人間が受け取る情報の約90%は視覚から来ると言われています。商品画像や説明の質が、そのままバイヤーの印象を決めるということです。また、バイヤーは検索結果の画面でわずか0.1秒でクリックするかどうかを判断しています。サムネイル画像が「勝負の分かれ目」と言われるのは、そのためです。

購買心理:AIDMAの法則とビジュアル

バイヤーが商品を注文するまでには、マーケティングで「AIDMAの法則」と呼ばれる購買心理のプロセスがあります。スーパーデリバリーでの商品ページに当てはめると、次のように整理できます。

◆AIDMAとスーパーデリバリーの商品ページ

Attention(注意):検索結果で目に留まる「サムネイル」
Interest(関心):「何これ?どう使う?」という疑問をコメントで解消
Desire(欲求):「欲しい!」を生む利用シーン写真(例:レジ横のイメージ)
Memory(記憶):比較検討に残るスペック・カラーバリエーション情報
Action(行動):不安が消えて「注文ボタン」をクリック

大切なのは、バイヤーの「不安を取り除く」というより、「知りたい情報を足して確信に変えていく」という発想です。注意・関心・欲求・記憶・行動という段階を自然にたどれるよう、各段階に対応した情報を揃えることが、選ばれる商品ページの基本となります。

02|情報充足チェックリスト

バイヤーが「この商品を仕入れたい」と確信するために必要な情報を、5つのポイントに整理しました。自社の商品ページが網羅できているか、ぜひ確認してみてください。

①全体像と詳細(質感)

「この商品は何者か」が一目でわかる画像があるかどうかがポイントです。正面・背面・側面など多角度からの写真、素材感が伝わる拡大写真、カラーバリエーションがある場合は全色の画像を揃えましょう。動画の中に手を映すことで、素材感やサイズ感がよりリアルに伝わります。

②サイズ感の可視化

バイヤーはお店に置いた時のサイズ感を確認したいと思っています。スマホ・手・A4ノート・500mlペットボトルなど、誰もが大きさを知っている身近なものを一緒に撮影することで、直感的にサイズ感が伝わります。たとえばバッグならA4ノートやPCが入るかどうかがわかる写真が効果的です。

③利用シーン(ベネフィット)

「自分のお店に置いたらどんな感じか」が想像できると、仕入れへの一歩が踏み出しやすくなります。レジ横・什器の上など、実際の店舗内での設置イメージが伝わる写真や動画が効果的です。利用シーンが具体的であるほど、「ここなら置けそう」という確信につながります。

④スペックとバリエーション

全カラーを一目で比較できる画像があるか、寸法・重量・素材などのスペックが整理されているかを確認しましょう。特に寸法・重量・素材は、海外展開時にも必須の情報です。発注単位・最小ロット・ロット別価格の選択肢を明確にしておくことで、バイヤーが比較・検討しやすくなります。

⑤訴求コメント

バイヤー目線のメリット・ベネフィットがコメントに書かれているか、ターゲットとなる店舗業種が明示されているかがポイントです。「こういうお店で活躍します」という一文があるだけで、「うちでも使えそう」というイメージが広がります。キャッチコピーや商品の強みも明確に伝えましょう。

03|AIツール全体マップ

商品情報を充実させたいと思っても、コメントを書いたり画像を整えたりするのは手間がかかります。そんな時に活用したいのがAIツールです。「何をしたいか」で選べるよう、目的別に整理しました。

◆目的別・おすすめAIツール一覧

画像作成・編集:Canva(キャンバ)/Adobe Express(アドビ エクスプレス)
背景削除・切り抜き:remove.bg(リムーブビージー)/Canva(キャンバ)
文章・コメント生成:ChatGPT(チャットジーピーティー)/Claude(クロード)
動画作成・編集:CapCut(キャップカット)/Canva(キャンバ)
AI画像生成:Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)/Midjourney(ミッドジャーニー)

全部を一度に取り入れようとする必要はありません。まず自社の商品ページで何を強化すべきかを確認し、優先順位の高いものから1つずつ試してみてください。

04|各ツールの概要と活用例

Canva(キャンバ)

無料から使えるオンラインデザインツールです。デザイン未経験でもすぐに使い始めることができ、PCでもスマホでも操作できます。有料版では背景除去がスムーズに行えるほか、一度固定されたデザイン要素を分解・編集できる機能も搭載されており、既存のサムネイル素材の再編集にも活用できます。

スーパーデリバリーでの主な活用例としては、サムネイル・商品画像の加工、カラーバリエーションの集合画像の作成、S/M/Lのサイズ比較画像の作成、スマホ動画へのBGM・テロップ追加によるPR動画の制作などが挙げられます。インターン生でも1〜2日でマスターできるほど、感覚的に使えるツールです。

ChatGPT(チャットジーピーティー)

OpenAIが提供するAIチャットツールです。商品の特徴を入力するだけで、バイヤー向けのキャッチコピーや訴求コメントを自動生成できます。無料プランでも十分に活用でき、日本語対応の精度も高いのが特徴です。

今回のセミナーでは、ChatGPTなどのAIツールに渡すだけで誰でも一定品質の商品コメントを作れる「プロンプト集」を参加者の皆さんにプレゼントしています。最下段のフォームよりお問い合わせいただくか、コンサル担当にお申し付けいただければお渡しします。

Adobe Express / Firefly(アドビ エクスプレス / ファイアフライ)

Adobeが提供するデザインツール(Express)とAI画像生成ツール(Firefly)です。商用利用しやすいAI生成画像が強みで、Expressは無料プランあり、Fireflyは月額プランで利用できます。カタログから取得した小サイズ画像の高解像度化や、商品の利用シーン・背景画像の生成に活用できます。ただし商品画像は実物素材を優先し、AI生成は背景・シーンなどの補助用途に留めるのがおすすめです。

remove.bg(リムーブビージー)

AIが自動で背景を検出・削除してくれる専用ツールです。無料で1枚から利用でき、複雑な形状の商品でも精度が高いのが特徴です。Canvaにも同等の機能が搭載されているため、普段Canvaを使っている方はそちらでも対応可能です。白抜き商品写真の作成や、複数商品を並べたコラージュ画像の素材づくりに活用できます。

CapCut(キャップカット)

ByteDanceが提供する無料の動画編集アプリです。スマホでもPC(ブラウザ)でも使えます。AIによる自動テロップ生成やBGM追加が手軽にできるのが特徴です。スーパーデリバリーのザッピング動画に一手間加えたい場合や、商品の質感・動きを短尺クリップで表現したい場合に活用できます。特別なスキルがなくても、感覚的にPR動画が作れます。

05|情報充足チェックシート

自社の商品ページが現状どれだけ情報を満たせているか、チェックシートで診断してみましょう。チェックが少ない項目から優先的に改善に取り組んでみてください。

◆情報充足チェックシート

【画像】
□ メイン画像は白抜きまたは清潔感のある背景になっている
□ 素材・質感がわかる拡大写真がある
□ 全カラー・全バリエーションの画像が揃っている
□ サイズ感がわかる比較物(スマホ等)を入れた写真がある

【動画】
□ 商品の動きや質感がわかるPR動画が登録されている

【コメント】
□ バイヤー目線のメリット・ベネフィットが書かれている
□ ターゲットとなる店舗業種が明示されている

【スペック】
□ 寸法・重量・素材などのスペックが整理されている
□ 発注単位・最低ロット数が明確に記載されている

メイン画像は「商品が主役」であることが大切です。背景を凝りすぎると商品が埋もれてしまうことがあります。白抜きまたは清潔感のある背景でスッキリと見せることを心がけましょう。

06|まとめ・振り返り

今日から実践できる3つのステップをまとめました。

◆今日から使える3ステップ

STEP 1 まずチェックシートで現状把握
本日のチェックシートで自社商品ページを診断してみてください。「何が足りないか」を明確にすることが改善の第一歩です。

STEP 2 1ツールから試してみる
「まずChatGPTでコメントを1本作ってみよう」「remove.bgで白抜き画像を1枚作ってみよう」という小さな一歩からで大丈夫です。全部を一度にやろうとせず、効果を確認しながら少しずつ広げていきましょう。

STEP 3 AIDMAを意識して情報を揃える
「注意→関心→欲求→記憶→行動」の各段階に対応した情報が揃っているかを、シーズンの変わり目などの節目に定期的に見直してみてください。

お気軽にご相談ください。個別の商談・相談も承っています。

スーパーデリバリーでは、「SD運営のひろば」の活動を通じて出展企業のみなさまとの対話の場を大切にしたいと考えております。今回ご紹介したAIプロンプト集・プレゼン資料・情報充足チェックシートのご希望は、アンケートよりお申し付けください。また、商品ページの改善についての個別相談も随時受け付けています。

お気軽にご相談ください。個別の商談・相談も承っています。

卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、「SD運営のひろば」の活動を通じて出展企業のみなさまとの対話の場を大切にしたいと考えております。情報交換や日々の運営など些細なことから、売り上げアップや販路拡大に至るまで、お話できる場をご用意させていただきます。

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後藤由希
小さなお店の応援団長として商売繁盛の気づきを中心に会員事業者向けのSNS(Twitter、Instagram、YouTube、Pinterestなど…)とブログ(SUPERDELIVERY MEDIA)を中心としたオウンドメディアを担当しています。 ライブ配信(ライブコマース)やSNSでの発信、プロモーションなどを通じて、出展企業様や優れた商品の魅力など、ネット上だけでは伝わらない裏側の魅力を、会員事業者に向けて伝えるサポートをしています。 PRに関することでしたら、お気軽にお声かけください。

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