SDの取り組み

予約商品の注文は増加傾向。ニーズ高まる先行予約をうまく活用して会員の満足度も上げよう。

商品の値上げや欠品による会員事業者の満足度の低下を回避するため、スーパーデリバリーでは予約販売に力を入れています。

2022年は先行予約商品があることを会員事業者にわかりやすく伝えるたるため、先行予約特集を開催するとともに、スーパーデリバリーの負担で商品出荷額の5%分をポイントで還元するキャンペーンも実施してきました。

今回は、会員事業者側・出展企業側双方にメリットのある予約販売の状況について概況をレポートします。

2022年下半期以降の予約販売を振り返る

スーパーデリバリーでは2022年8月以降、ほぼ毎月ファッションもしくはファッション以外のすべてのジャンル(以降、「雑貨」と記載します)どちらかのジャンルで先行予約特集を開催してきました。

2022年8月~2023年1月の予約商品の累計受注額の前年比は、ファッションジャンルで104.3%、雑貨で112.5%となっています。特に10月、1月は予約商品の受注シーズンと重なり受注額が伸びています。

2022年10月

前年同月比…112.4%
└ファッション…110.5%
└ファッション以外…113.8%(雑貨先行予約特集を開催)

2023年1月

前年同月比…106.3%
└ファッション…114.9%(ファッション先行予約特集を開催)
└ファッション以外…98.0%

先行予約での受注が増えている理由は?

前年比で見ると先行予約の受注は増加傾向にありますが、その理由はいくつか考えられます。

一つ目の理由は、「人気の商品は確保しておきたい」という会員側のニーズです。完売や入荷遅れによる販売機会を逸しないために、仕入れ経験のあるリピーターの会員事業者では特に「在庫があるうちに仕入れておきたい」というニーズが高まっています。

二つ目の理由は、「相次ぐ価格変更の前に安く仕入れておきたい」というニーズです。2022年、価格の見直しをせざるを得なかった出展企業様も多かったと思いますが、会員事業者側では少しでも安いうちに仕入れて置き、利益を確保しておきたいという狙いがあります。

このほか、2022年の円安傾向でしたが、国内会員のうち【海外】が付く国内に受け取り拠点のある会員事業者は、円安の恩恵を受けて日本製品を安く購入することができる時期でした。こういった背景から予約受注が増加しています。

先行予約ってどうやってやればいい?

先行予約のやり方やメリットをおさらい

予約販売をする際の商品登録の流れやポイントについては、以下の記事でご紹介しています。

予約販売時のポイントまとめ

・出荷納期は【予約販売】を選択します。また、出荷予定日を合わせて入力しましょう。

・商品名には予約販売の商品だと分かるよう、【予約販売】【再入荷:予約販売】の文字を入れましょう。

・ご注文から出荷・納品までのトラブルを回避するためにも注意事項はしっかりと書いておきましょう。

5%ポイント還元実施の予約特集にも参加しよう

スーパーデリバリーでは、ほぼ毎月先行予約特集を開催しています。

予約販売の存在を知らなかったり、先行予約の仕組みや抵抗のある会員事業者にも興味を持っていただこうと、スーパーデリバリーの負担で出荷された商品代金の5%分をポイント還元するキャンペーンも実施しています。

3月は雑貨先行予約、4月はチョコレート先行予約とファッションの先行予約の特集を開催予定です。毎月下旬に翌月の特集告知を行っておりますので、いろはブログをチェックしてください。

スーパーデリバリーの特集とタイミングが合う場合は、特集にご参加いただくことで特集での商品露出のメリットやポイント還元の訴求力がありますが、タイミングが合わない場合は自社でメルマガ配信をしていただくなど、できるタイミングでの予約販売から実施していただくことをお勧めします。

先行予約販売のメリットは?

先行予約は、出展企業側としては在庫のリスクがなくなること、販売期間が長くなりリピートにつながりやすくなること、会員事業者の仕入れ枠に早めに組み込んでもらえることなどメリットがいくつもあります。先行販売ができる商品が無いか、展示会受注と同時期にWEB受注をスーパーデリバリーで実施できるかどうかなど、計画的に実施できるようご検討ください。

記事についてご不明な点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください

アバター画像
霜越 恭子
仕入れサイト「スーパーデリバリー」の出展企業向けの販促や機能・サービスの利用案内、会員事業者向けの販促、エシカル&サスティナブルをテーマとする取材やお役立ち情報の発信を担当しています。内容のわかりやすさ、そして会員側への販促を担当する立場として会員側のニーズを出展企業にしっかりと伝えられるよう、情報収集と発信に情熱を注いでます!

関連記事