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海外販売レポート 2023年10月~12月

全体レポート

アメリカに関しては2023年7月~9月同様に10月~12月も北米向けに送料のキャンペーンを継続、さらにYoutuberによるプロモーション等も実施したことで、伸び率が高い状況となり国別販売割合においても3番目のシェアとなりました。
12月からは台湾・香港のアジア圏でも送料のキャンペーンを実施しております。今年は旧正月が2月の中旬なので、その前後に発注が偏ると思われます。

出展企業様から最近多くいただくお問合せに、海外の事業者様にSD exportをご紹介いただく際、送料や配送手段の情報がほしいというご意見を頂戴いたします。
SD exportのヘルプページにある下記ページでは、国を選択いただくと送料の目安等がご確認いただけますので、海外事業者様にご案内いただく際には是非ご活用ください。

国別・配送手段別送料

「SD運営のひろば」ではインスタグラムの運用に関して、実例を交えて担当者とセッションの様子を公開いたしましたので是非ご覧ください。

国別レポート

北米(アメリカ・カナダ)

出荷額では前年比131.4%と引き続き大きく数値が伸びました。
上位のジャンルは『ステーショナリー・クラフト』、『食器・キッチン』、『玩具・ホビー』となり、その中でもステーショナリージャンルの商品は、年間を通して北米市場で売り上げを急激に伸ばし続けており、直近3カ月の出荷額も前年比で約154%と大きく飛躍しました。
その他ジャンルでは『アクセサリー』や『手芸・クラフト用品』などのジャンルも大きく出荷額を伸ばしたジャンルとなりました。
市場の景況感としては、アメリカにおいてインフレとの闘いに出口が見え始め、その安心感もあり好景気の状況が継続しています。しかし、金利引き上げが一段落する傾向がドル安円高の状況を少しずつ作り上げている状況から、アメリカの小売店が日本の商品を仕入れるコストが相対的に上がっていることが今後の向かい風になる可能性があります。

台湾

上位ジャンルは、「レディースアパレル」、「ステーショナリー・クラフト」、「食器・キッチン用品」でした。
今年は台湾でも暖冬で平均気温20~25度が続いたため、レディースアパレルに関しては秋冬商品の需要がやや低下しています。また、10月~11月はセールが立て続けに開催されたため、12月の購入は少し落ち着きが見えるものの、ここ3カ月は幅広く商品を購入されている傾向があります。
台湾全体の経済動向として、台湾経済研究院の発表によると、2024年の経済成長率は3.15%、民間消費成長率が2.54%だと予測されています。インフレや米中の経済状況に影響される可能性もありますが、現時点で2024年の前半は景気回復傾向にあります。
円安の状況が続いていることもあり、台湾会員の購入者数も増加傾向です。今月には台湾総統の選挙が行われますが、その後政策による影響は引き続き注目していきたいと思います。(※参考記事:経済日報

香港

人気ジャンルは「レディースアパレル」、「食器・キッチン」、「玩具・ホビー」でした。
7~9月と比較すると「食器・キッチン」ジャンルが、大口注文や冬向けの急須の出荷額も伸び好調でした。ただ、前年比でみると7割弱に留まり、コロナ緩和後、食器キッチンの需要が減っている状況が続いています。また冬季の需要拡大で保湿系のスキンケアの注文が増えたため「ヘルスケア・コスメ」の出荷額が増加しています。
中国も同様ですが以前よりも上位ジャンルの変動が激しくなってきており、消費者のニーズが多様化してきていると考えられます。
香港政府は経済回復策として9月から『香港夜繽粉(ナイトバイブス香港)』を実施しナイトライフの活性化を試みましたが、現時点では消費増加の傾向はまだみえてないと感じます。また、香港在住者が(深セン市などに)北上して消費をする傾向もまだ強く、消費回復に影響を及ぼしています。

韓国

人気上位ジャンルは「ステーショナリー・クラフト」、「玩具・ホビー」、「食器・キッチン」でした。上位商品を詳しく見ると、キャラクターデザインの商品が主流となっています。
昨年末に韓国の上位会員数店舗の現地取材を実施した際に、最も人気のあるキャラクターは相変わらずサンリオのものであることがわかりました。背景として韓国のアイドルたちがサンリオの商品を好んで使用しており、多くのアイドルが愛用している影響が大きいようです。韓国は昔からアイドル関連の経済規模と影響が大きく、アイドルが使用すると商品が爆発的に売れる傾向があるようです。
他には「1ケース単位で販売される商品を小ロットで提供してほしい」とか、「さらに多くのキャラクター商品を提供してほしい」といった意見もいただきました。
韓国銀行によると、2023年11月の旅行収支が12億8000万ドルの赤字となり、同月の基準で考えると2018年11月以来の5年ぶりの赤字幅となりました。海外からの観光客が減少した一方で、出国者の増加により旅行支出が増加しました。円安のため、同じくらいの費用であれば、韓国国内旅行よりも日本への旅行を選ぶ人が増えているようです。このような状況から、2024年前半も韓国の売上が伸びる可能性が高いと考えられます。(参考記事:中央日報

中国

上位ジャンルは「ステーショナリー・クラフト」、「ヘルスケア・コスメ」、「玩具・ホビー」で「食器・キッチン」は4位でした。「ヘルスケア・コスメ」の出荷額は大幅に増え、香港と同様にスキンケアの需要が高くなりました。
コロナ緩和後、人気ジャンルの変動が激しく売れ筋商品の把握が難しくなってきています。中国全体でみると7月~9月比で大きな変動はありませんが、前年比でみると昨年を下回る状況となっており、消費者の習慣や人気商品の認識を見直す必要があります。
政策効果で個人消費は持ち直し、続々に回復傾向ではありますが、厳しい雇用・所得環境が消費者の購買意欲を減退させており本格回復は当面先になりそうです。
(※参考記事:日本総合研究所 中国経済展望

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シマ
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