【セミナーアーカイブ】「買い手の目線を意識しよう!商品登録 基本の『き』」を開催しました
卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、出展企業のみなさまの運営に役立つ情報をお伝えするため、「SD運営のひろば」でセミナーなどを開催しています。
商品登録の際は、ついつい「必須項目を埋めれば完了!」「元リストから移行すれば完了!」となってしまいまがち。しかし、それは出品するために情報を埋めただけという状態です。
商品登録することをゴールにせず、「売れる商品ページ」にするために、買い手はどのように検索~クリック~購入となるのかをおさらいし、買い手目線を意識した商品登録の基本を解説いたしました。
目次
セミナーアーカイブ
セミナーの内容を動画でご覧になれます。
セミナー内容まとめ
セミナーを見ていただきたい方
以下のような出展企業のご担当者さまを想定してお話しいたしました。
・商品登録に不安がある方
・基本をおさらいしたい方
・出展して間もない担当者の方
・新たに担当になった方
セミナーの流れ
・買い手側の目線で商品登録を考える
・押さえるべき基本の「き」
・まとめ
・参加特典「商品ページの診断」
まずは、買い手側の目線を考える

商品登録のコツやポイントをお話しする前に、まずは「買い手側の目線」を説明しました。

商品が購入されるまでには、
検索 > 一覧から選ぶ > じっくり見る > 購入
というステップがあります。
スーパーデリバリーはBtoBの卸サイトではありますが、買い手の会員事業者は専門用語ではなく、一般的なネットショッピングで使うような言葉で検索されています。ですので、会員事業者が良く使う「知っている言葉」で商品登録にすることが大事です。意外と専門用語や略語を使ってしまうことがありますので注意が必要です。
検索後、検索結果の一覧から選ぶ際には、目に留まりやすいように興味を引く画像をサムネイルに使うことが大切です。見た目のきれいな画像、訴求ポイントがあることで「この商品、気になるな~!」という気持ちにさせることでクリックされやすくなります。
そして、クリックされあとは、商品ページで商品についてじっくり見ます。商品の魅力がわかり、色やサイズ、成分など、仕入れの判断に必要な情報が細部までわかると安心して購入できます。
押さえるべき基本の「き」~検索~

つづいて具体的な商品登録のポイントについてお話ししました。

スーパーデリバリーでは以下の検索方法が2つあります。
・ジャンルを指定して検索する方法(売上金額や点数などを基準とした「人気順」で表示)
・検索窓にキーワードを入れて検索する方法(検索したキーワードとの合致度を基準とする「適合順」)
今回は「キーワード検索」における対策になります。
【1】アイテム名の抜けは無いか?
社内の商品リストから商品名を設定すると思いますが、その商品自体のアイテムの名称を入れ忘れてしまいがちです。会員事業者は具体的なアイテムを検索しているので、商品名からアイテム名が抜けてしまうと検索結果の上位に入るのは難しくなってしまいます。
例:星柄抗菌容器2個セット → 改良後「星柄抗菌容器2個セット(お弁当箱・ランチボックス)
【2】調べられやすいキーワードも入れて検索対策を
利用シーン(「テイクアウト」、「ディスプレイ」など)や、関連ワード(テイストや属性など「ペット用品」、「ドッグフード」、「オーガニック」)を端的な言葉で入れておきしっかり検索対策しましょう。
【3】英語や略語は使わない
業界の商習慣に慣れていない方、これから開業する方、仕入初心者の方もいるので、商品名に設定しているキーワードを仕入れする側のお客様が使う言葉を考えてみてください。

スーパーデリバリーには、よく検索されるワードを表示してくれる機能があります。検索窓に「雑貨」と入れてみると、「雑貨 アンティーク」や「雑貨 北欧」といったワードで検索されていることが分かります。何を入れたらいいかわからないという方は、この機能も利用してみましょう。
押さえるべき基本の「き」~サムネイル画像~
検索結果でうまく表示されるようになってもクリックが発生しないと意味がありません。クリックされるためには、印象に残るサムネイル画像であることが大切です。
見直すべきポイントは以下の通りです。
【1】商品をしっかり大きく見せる

商品自体が大きいサイズだったり、詳細部分に商品の魅力がある場合は、引きの画像になってしまっていて商品自体が良く見えていない場合があります。サムネイル画像を加工するなどして、商品自体がしっかり見えるようにしましょう。
【2】おすすめポイントを訴求する

こだわりや自社の強みをマークや言葉で追加することで、お客様がそのポイントに気づくことができます。一覧で並んだ時に他の商品と差別化できるます。
【3】カラバリをサムネイルに並べる

「カゴバッグ」「赤」で検索して検索結果に表示されても、代表1色のみのカラーだとクリックされません。色展開がある場合は、サムネイル画像に多色展開である旨を記載しましょう。ほしい色があるかどうかの判断がすぐできるというメリットは「見つけやすさやほしいかどうかの判断がすぐできる」という仕入れをしやすい企業という印象形成にもなります。
【4】パッケージだけでなく中身も見せる

「サムネイル画像=パッケージ画像」でOK、というイメージを持っている担当者さまも多いかと思います。特に食品では、中身を見たいという会員事業者のニーズは高く、パッケージ画像と中身の画像を組み合わせるパターンが増えています。
押さえるべき基本の「き」~購入に必要な情報がちゃんと入っているか?~

情報が不足している商品は買いにくいのは当然のことです。情報が十分あるかどうかについても「買い手目線」で考えみましょう。
情報が載っていることは大前提として、表記の部分でも「わかりやすく」することが大切です。
【1】サイズ、成分(素材)記載している?

例えば、サイズ欄にある「高さ×横幅」といった記載の部分も、省略された「H×W」だと伝わらない会員事業者もいます。誰でもわかる表記を意識しましょう。また、素材の名称だけでなく、配合率も記載があると安心して購入ができます。
【2】商品の説明は充実している?読みやすさは?

商品コメントについては、「情報の量」と「見やすさ」を意識しましょう。要素別に記載したり、箇条書きで見やすくすると、読まれるようになります。
商品コメントは他のサイトから引用してまとめて登録しようとするとCSVでの一括登録が便利です。ですが、改行がなくなってしまうことが良くあります。改行や空白などをうまく使って、見やすさにもこだわりましょう。
【3】販売実績や人気、新作など仕入れたくなる情報を書いている?

商品名に「人気」「新作」「再入荷」といった販売実績の情報を入れると「これは人気なんだ!」と仕入れの判断しやすくなります。
【4】画像が充実している?動画も入れている?

文字の情報だけでなく、商品ページの左側半分を大きく占める商品画像の充実も大事です。
画像は30枚まで登録でき、全体像から詳細までを色展開のある商品でもたくさん登録しておくことができます。画像が少ないと実際の商品をイメージするのは難しく、想像と違ったらどうしよう…と不安な要素も残ってしまいますので画像枚数は多い方が良いです。
洋服であれば襟、袖など詳細部分も、雑貨であればパッケージや中身の角度を変えたものなどを入れると良いです。ぜひ追加しましょう。
また画像同様に、動画も仕入れるかどうかを検討するために有用な情報です。スーパーデリバリーでは「ザッピング」という外部サービスが連携して使えるようになっています。縦向きの30秒程度の短い動画を載せることができ、無料でご利用いただけます。インスタグラム等ですでに使っている短い動画があればその動画を登録し、商品ページに紐づけて公開することができるので、動画での商品紹介にすでに取り組んでいる方は特にご利用いただきたいです。アカウントを作成してすぐに利用開始できます。以下の説明ブログの中で申し込みフォームがありますのでご覧ください。
画像や動画はたくさん入れて商品仕入れの判断材料を提供しましょう。
まとめ

商品ページを改めて「買い手側の目線で」見直していただくと、必ず改善できるポイントがみつかります。
スーパーデリバリーのスタッフでも出来上がった商品ページを複数人でチェックすることで、情報の不足や分かりにくさの問題が無いかを確認しています。出展企業のみなさまも、定期的にスーパーデリバリーの担当をしていないスタッフなどに商品ページの改善点を聞いてみるもの良いかもしれません。
参加特典「商品ページ診断」※締め切り10月22日(水)

今回のセミナーの内容を受けて、ご自身で登録された商品ページをフォームからご連絡いただきますと、スーパーデリバリースタッフが内容をチェックさせていただきます。実際の商品ページを拝見することで出展企業様のご状況や特徴を生かした商品登録のご提案をさせていただきます。【お申し込み期限:2025/10/22(水)】
お気軽にご相談ください。個別の商談・相談も承っています。
卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、「SD運営のひろば」の活動を通じて出展企業のみなさまとの対話の場を大切にしたいと考えております。情報交換や日々の運営など些細なことから、売り上げアップや販路拡大に至るまで、お話できる場をご用意させていただきます。
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