食品ジャンル最新動向と施策案(2026年7月)
食品ジャンルの出展企業様の運営フォローを行っているコンサルティングチームの佐伯です。 6月は梅雨寒の影響で夏物の動き出しがやや鈍いスタートとなりましたが、7月に入り気温が上がるにつれて、冷菓や涼感アイテムの需要が一気に立ち上がってきています。
少し気の早い話に聞こえるかもしれませんが、8月からはチョコレートの先行予約商戦もスタートします。 本記事では、6月の振り返りを踏まえつつ、「今、動かすべき商品」と「今から仕込んでおくべき商品」を、最新の動向とあわせて整理しました。運営の参考にぜひご活用ください。
目次
6月の振り返り|梅雨寒で夏物の動き出しがやや遅れた6月
2026年6月は、東日本・西日本ともに気温が平年並みか、やや低めで推移し、いわゆる「梅雨寒」の状態が続きました。
ここ数年は夏の立ち上がりが早く、炭酸飲料やコールドドリンクは4月頃から動き始める傾向が見られていましたが、今年はこの動き出しが鈍く、例年よりワンテンポ遅いスタートとなりました。
★ポイント
6月の遅れを取り戻すように、7月以降の気温上昇に合わせて受注が伸びていく見込みです。キャンペーンやメルマガなどの仕掛けのタイミングを見極めましょう。
7月これから|真夏日の増加とともに冷菓・涼感アイテムが本格化
7月・8月は猛暑が見込まれており、これからは30度を超える真夏日が増えていくでしょう。温度の上昇とともに、爽快感のある食品や熱中症対策を意識した食品への需要が一気に高まっていきます。
その象徴的な動きとして、アイスクリーム・シャーベットジャンルは、本格シーズンを前にした6月の時点ですでに、昨年を上回るペースで売上が伸びています。
こうした動きは、スーパーデリバリー内の検索キーワードのデータにもはっきりと表れています。
2026年4〜6月の検索実績を見ると、
「ラムネ」は5月から6月にかけて検索数が3倍以上(+213%)に急増しているほか、
「塩」(+23.6%)
「ビール」(+17.6%)
「炭酸水」(+10.2%)
「アイスクリーム」(+9.7%)
など、夏の定番となるキーワードが軒並み、月を追うごとに右肩上がりで伸びています。
清涼感のある飲料・菓子や、熱中症対策としての塩分・水分補給を意識した商品への関心が、検索数という形で明確に立ち上がり始めているタイミングだと言えます。
★ポイント
需要ピークを逃さないよう、在庫確保と特集参加や検索キーワード見直しなど露出強化を今のうちに進めておきましょう。
・追加を検討したいキーワード:「熱中症対策」「ひんやり」「クール」「クールダウン」「水分補給」「塩分補給」
・出品漏れが無いか確認したい商品:「ラムネ」「炭酸水」「塩」
特集への参加で露出を増やすメリット
キーワード検索で表示されるように調整するだけではなく、特集も活用しましょう。新商品が出る機会が少ないジャンルだからこそ、定番で人気をアピールすることは重要です。特集はテーマが絞られており、季節やトレンドに合わせた提案なので、バイヤー側もチェックしており、特集に掲載された商品のPVは増加する傾向です。
以下に、食品関連の7月と8月に開催する予定の特集をご紹介します。対象商品の選定は、原則開催の3営業日前に行いますので、早めにご出品ください。
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開催期間 |
特集名 | テーマ |
|---|---|---|
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2026年7月21日~8月3日 |
健康・環境・インバウンドで注目「ヴィーガン食品」 | 近年注目が高まる「ヴィーガン食品」をテーマにした特集を実施します。健康志向や環境問題への関心の高まり、動物福祉への配慮、インバウンド対応など、さまざまな観点から非動物性商品のニーズが広がっています。本特集では、植物性食材のみで作られた食品をご紹介予定です。 |
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2026年7月29日~8月11日 |
今流行りのエスニック料理に対応!アジアン・エスニックフード | 人気が高まるアジアン・エスニックフードをテーマにした特集を実施します。タイ・韓国・インドなどのアジア料理を家庭で楽しめる食品を中心に、スパイシーなものからマイルドな風味まで幅広いラインナップをご紹介予定です。食のバリエーションを広げたいニーズに応え、売り場の差別化につながるテーマとして提案できます。 |
| 開催期間 | 特集名(仮) | テーマ |
|---|---|---|
| 2026年8月7日~8月20日 | 暑い日が続き、夏疲れで料理する気力もわかない…そんなお客様の気分にぴったりフィットするのがインスタント・レトルト食品です。お湯を注ぐだけのカップ麺や温めるだけのレトルトカレーなど、手軽なのに満足感のある商品が豊富にそろっています。夏の売り場に「今日はラクしよう」と思える食品を取り入れてみませんか? | |
| 2026年8月19日~9月1日 | 造り手のこだわりが詰まったクラフトビール | 造り手のこだわりと個性が光るクラフトビール。香り・苦味・コクなど一杯ごとに異なる味わいは、お客様に「自分好みの一杯」を見つける楽しさを提供します。定番商品との差別化や客単価アップにもつながるクラフトビールを、ぜひ売り場に取り入れてみませんか? |
| 2026年8月21日~8月31日 | Bargain SALE 参加型※締切8月18日(火)12時00分 | セール需要に対応する「全ジャンル」を対象にした特集です。 |
| 2026年8月25日~9月7日 | 【先行予約】チョコレート 参加型※締切8月20日(木)12時00分 | チョコレートの予約販売の商品をピックアップした特集です。 |
8月を見据えた動き|チョコレートの先行予約特集とバレンタイン商戦への仕込み
食品業界では、すでにバレンタインを見据えた予約販売をスタートしている企業様も多く、先行して仕掛けている企業様は着実にリードを取り始めている状況です。お持ちの企業様は、この夏のうちから予約販売や先行案内の準備を始めておくことをおすすめします。
スーパーデリバリーでは、8月の下旬からチョコレートの先行予約商戦が動き始めます。8月25日から9月7日には、チョコレートの先行予約特集を予定していますので、特集参加によるPRをご検討ください。
★ポイント
8月のチョコレート先行予約特集への参加をご検討の企業様は、開催前の出品・情報充実(画像、商品コメント、検索キーワード)を早めに済ませておきましょう。
バレンタイン商戦は毎年、動き出しの早さが差につながりやすいです。リピート購入を見据えて、先行の予約販売でバイヤーの仕入れ枠を獲得するイメージで販促などをご検討ください。
予約商品は注意事項を「目立つ場所」かつ「分かりやすい言葉」で記載を
これから増えてくる予約商品の出品ですが、スーパーデリバリーの会員は食料品をメインとしない異業種や事業歴が浅い方もいらっしゃいますので、それらを想定したうえでの対応ポイントを押さえておきましょう。
【★ポイント①】予約注文の締め切り日を記載する

商品名の先頭など目立つ場所に受注締め切りを記載しておきましょう。「こんなに早く締め切ってしまうんだ…」と買い逃しを防ぎます。
【★ポイント②】予約商品の特性を理解してもらうための注記
以下のような予約商品ならではの注意点を明確に記載しておきましょう。
例)
・キャンセルができないこと
・パッケージの変更が発生する場合があること
・商品自体の減産や生産中止があり得ること
【★ポイント③】送料計算についての注記
通常納期の商品と予約商品を同時注文した場合の送料は、出荷ごとにそれぞれで計算されることを伝えましょう。

お手数ではありますが、こういった丁寧な記載をすることで、初めての注文でも買いやすい環境を作ることで新規顧客の獲得にもつながります。また、バイヤー会員からの問い合わせを減らし、スムーズな受注・出荷のためにも参考にしていただけますと幸いです。
記事についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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