【セミナーアーカイブ】「事例も紹介、戦略的に考える商品登録」を開催しました
卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、出展企業のみなさまの運営に役立つ情報をお伝えするため、「SD運営のひろば」と題して、セミナーなどを開催しています。
商品登録を見直すことがPVが増え売上アップにつながると分かっていても「さて、何をしたらいいのだろう?」とお悩みはありませんか?
今回のセミナーでは、
・「検索対策」
・「興味を持ってもらうための対策」
・「購入してもらうための対策」
の3つのフェーズに分けて、他社の事例やデータをご紹介しながら売上を伸ばすために知っておいていただきたいポイントを解説しました。
セミナー概要
セミナーの内容を動画でご覧になれます。
セミナー内容まとめ
セミナーを見ていただきたい方
以下のような出展企業のご担当者さまを想定してお話しいたしました。
・他社の事例を知りたい
・売上効果を見込める商品登録のコツを知りたい
・基礎的な部分だけでなく、次の段階に進みたい
セミナーの流れ
・検索されるための戦略
・興味を持ってもらうための戦略
・購入してもらうための戦略
・まとめ
・質疑応答
検索されるための戦略

最初は「検索されるための戦略」についてお話ししました。
スーパーデリバリーには、
・売上などが考慮された「人気順」で検索結果が表示される「ジャンル検索」
・キーワードの「適合順」で検索結果が表示される「キーワード検索」
の2つの検索方法があります。
このうち「キーワード検索」は、会員事業者が検索するキーワードが商品名や商品コメントにきちんと入っていれば、検索結果の上位を狙うことができます。

検索対策のキーワードについては、会員側の画面で検索したときに出る「よく検索されるワード」を参考にできます。利用シーンや素材、柄といったキーワードが頻出しています。悩んだ時には、こういった機能も使ってみましょう。

また、定期的に見直したいのが「季節に関するキーワード」です。季節やイベント時期によって、検索される言葉に変化が出ます。ギフトでも夏なら「お中元」、冬なら「お歳暮」となりますよね。その時期に合わせた検索対策をすることが大切です。
クリスマスであれば、8月末頃から検索が増え、9月には会員事業者による検索キーワードの4位に入っています。季節やイベントによるキーワードを定期的に見直すようにしましょう。

続いて、ついついやりがちな「短縮用語」や「業界用語」での記載です。
会員事業者が検索する言葉にして検索対策を行うことが大切です。
資料は、とあるアパレル商品を扱う出展企業で実際に短縮用語や業界用語を見直したときのPV変化です。400アイテムほどを修正したところ、検索結果に表示されやすくなりPV数が増加しました。
スーパーデリバリーの会員事業者は、アパレルショップや雑貨店、食料品店といった小売業だけでなく、飲食業や美容室といった業界が異なる事業者や、仕入自体は初心者という場合が多くあります。
実際に検索される言葉で登録をしましょう。
興味を持ってもらうための戦略
検索に結果に表示されるようになれば、次に対策すべきは「興味を持ってもらうこと」です。
特に検索結果で一覧表示される「サムネイル画像」は、以下を意識して設定しましょう。
【1】ぱっとみてどんな商品かわかるように(商品単体でなく、イメージカットにすることで印象も良くなる)

【2】商品にしっかり寄る

【3】(食品は特に)パッケージだけでなく中身も見せる

といった工夫をしてみましょう。
続いて商品詳細ページを開いてもらったあとの興味関心を集めるための対策についてです。スーパーデリバリーでは、商品ページに動画を載せることが可能です。
【1】YouTube動画でイメージやブランドストーリーなど長尺動画を紹介

商品コメント欄にあるYouTube動画の挿入欄にURLを記入すれば、1商品につき最大4つまで動画を掲載することができます。
ブランドストーリーや生産の様子などをYouTubeですでに公開している出展企業様は、スーパーデリバリーでも掲載することができます。
【2】商品PR動画(ザッピング)で会員事業者が知りたい商品情報を動画で伝える
また、短い動画であれば、商品PR動画(ザッピング)で商品の魅力を伝えることもできます。

商品自体の見た目や使い方などを紹介するだけの短い動画の場合は、商品PR動画(ザッピング)がおすすめです。インスタグラムなどで短い動画を公開している出展企業さまの場合は、転用することも可能です。

商品PR動画(ザッピング)を活用するメリットは、スーパーデリバリーTOPページに動画一覧のページがあり、そちらでも商品が露出されることです。動画から商品を見たいという方への露出ができ、掲載される場所が1つ増えます。

商品PR動画の開始については、アカウント作成のお申し込みを承っております。
ログインに必要な情報を後日メールでご連絡いたしますので、スマホに「ザッピング」のアプリをインストールいただき、ご連絡したログイン情報でご利用ください。

アカウントの作成や利用にあたって費用は掛かりません。
▼参考)商品PR動画(ザッピング)の利用についてはこちらをご覧ください
動画については、YouTubeと商品PR動画(ザッピング)のポイントを以下のようにまとめてみました。

ブランドストーリーや生産の様子や背景など、長尺の動画はYouTubeをご利用いただき、商品の見た目や使い方など1分以内の短い動画は、商品PR動画(ザッピング)を活用ください。なお、商品PR動画(ザッピング)の場合は、アプリ内で閲覧状況や視聴からの購入が分かるので、効果が見えるのも取り組むモチベーションにつながるはずです。
もうひとつ、会員事業者が貴社商品をより幅広く興味を持ってもらうための方法として、関連商品のリンクについてご説明しました。

デザイン違いや同ブランドや同シリーズといった商品も見てもらい、自社ページ内で回遊してもらうために商品名に関連商品をリンク付けする方法があります。
会員事業者は商品1点だけでなく、色違いやサイズ、同じブランドをまとめておきたいニーズがあるので、一連をまとめて仕入れたい会員事業者のために検索せずに便利なリンクを設定しておきましょう。
▼参考)「とってもかんたん!URLリンクの設置のしかた」
購入してもらうための戦略
最後は、購入してもらうための対策について解説しました。
【1】価格で訴求

対象者や期間を決めて、割引価格での購入促進を図る方法です。

スーパーデリバリーでは、「Seasonal Pick Navi(通称「シーズンナビ」)」特集を開催しています。夏のような暑い時期が長期化する傾向があり、従来のセール時期にも影響が出ています。シーズンナビは、「今が旬」な商品をプロパー時期に売り切る施策です。せっかく割引の施策をしていただくのであれば、特集で露出も高めて実施を検討していただきたいです。
▼参考)「【11月募集】プロパー商品の売上アップを目指す『Seasonal Pick Navi(シーズンナビ)』特集に参加しよう」
【2】送料無料で購入を促進
商品ページに入ってからも、送料無料キャンペーンの実施がアイコンで表示されます。
送料がかかるから…と、購入を見送ることがあるという声を会員事業者からよく聞きます。効果を見ながら初回送料無料キャンペーンも戦略的に実施してみましょう。

【3】ロット設定を「お試し購入」と「リピート購入」を意識して促進
商品の価格設定も会員像を意識して見直してみましょう。ターゲットに合わせた「お試し購入」と「リピート購入」のための数量設定(ロット)と掛率を調整することで、会員事業者の買いやすさが変わっています。

1点や小数の販売点数は、お試しとして購入ができるので初回購入を促します。
ある程度まとめた点数での販売であれば、価格重視のリピート客の獲得を狙えます。
【例】
1点であれば掛率66%
5点であれば掛率60%
10点であれば掛率55%

上記資料のように、数量の単位とその価格設定をターゲットに合わせた「お試し購入」と「リピート購入」を考えて、調整を行いましょう。
まとめ
最後にまとめです。
商品登録の際、以下を意識してページを作成しましょう。

検索キーワードの見直しやサムネイル画像の改良は手間はかかりますが、その手間が会員事業者が商品と出会うきっかけになり、興味を引く購入につながっていきます。
まずはできるところからでOK。
掲載いただいている商品の量、お取り扱いのジャンルなどによっても対策は異なりますので、自社の対策はどうしたらいいのか…?とお困りの際は、お気軽にスーパーデリバリーまでご連絡ください。
お気軽にご相談ください。個別の商談・相談も承っています。
卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、「SD運営のひろば」の活動を通じて出展企業のみなさまとの対話の場を大切にしたいと考えております。情報交換や日々の運営など些細なことから、売り上げアップや販路拡大に至るまで、お話できる場をご用意させていただきます。
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