食品ジャンル最新動向|今すぐ売上につなげる施策と、来月に向けた仕込みポイント(2026年6月)
食品ジャンルの出展企業様の運営フォローを行っているコンサルティングチームの佐伯です。6月の食品ジャンルは、夏本番に向けた仕入れ準備とスポット需要が重なり、売上を伸ばしやすいタイミングです。一方で、同じ商品でも「見せ方」や「提案の仕方」によって、成果に差が出やすい時期でもあります。
本記事では、食品ジャンルに特化し、最新の購買動向をもとに、すぐに取り入れられる売上づくりのヒントと具体例を交えてわかりやすく整理しました。運営の参考にぜひご活用ください。
目次
食品ジャンルの最新動向と、今すぐ取り組みたいポイント
6月の食品ジャンルは、「夏本番、直前の仕入れ準備」と「スポット需要」の両軸で動いています。
特にバイヤーの動きを見ると、日常的な補充に加えて、催事・特集・売場づくりを見据えた“まとまった仕入れ”の検討が進み始めるタイミングです。
この時期は、商品単体の魅力だけでなく、「どの売場に置けるか」「どの企画に使えるか」まで提案できるかどうかで、受注の大きさが変わります。
夏向け商品がある企業が、今すぐやるべきこと
スーパーデリバリーのバイヤー会員の中には、「夏のフェア」や「店頭イベント」といった催事のための売り場づくりに向けて、一度にまとめて商品を仕入れるケースが増えます。
「1SKUを少量ずつ」ではなく、「売場を成立させるためのまとまった数量」を意識して、ケース単位での大きめのロット販売やシリーズや関連商品といった横展開の提案もしておきましょう。
秋冬向け商品の仕掛けを始めておく
ホットドリンクやあったかフード、濃厚系スイーツなどの秋冬向け商品は、この時期、動きが鈍くなりがちです。実際、バイヤーの仕入れ量は一時的に落ちるため、「売れない時期」と捉えてしまうケースも少なくありません。
しかしこの時期を、「選ばれる準備を進めるフェーズ」と捉えてください。ここでどれだけ接点を作れるかが、秋冬シーズンの立ち上がりに直結します。
初回ハードルを下げて本番シーズンに備えたお試し購入導線を広げておき、実売期の本格導入の道筋を作っておくことや、実売期に向けて商品名や商品コメントでのキーワード対策や画像、動画の充実を行っておく、常温保存で賞味期限の長いものであれば、ギフト商品やストックとして提案も有効です。
★ポイント
・お試し購入の促進
└初回購入者向け割引
└お試し用の1点出品またはアソート出品
・検索キーワードがきちんと入っているかを早めに見直し、画像や動画の追加など情報充実
・ギフト商品としての提案
検索ワードと特集を活用した「露出アップ」の考え方
アパレルや雑貨とは異なり、新商品が出る頻度が少ない食品ジャンルにおいては、売上拡大のために「検索結果で上位に表示されるようにすること」がとても大切です。
スーパーデリバリーでは、キーワード検索でサイト全体から商品を探すバイヤーも多く、検索ワードの対策は商品の露出に大きく影響します。また季節やトレンドに合わせて開催している特集での掲載もPV数に影響します。
特に6〜7月は、「夏需要」と「ギフト需要」が同時に動くため、それぞれの検索意図に合わせたキーワード設定を行うことで、露出機会を大きく広げることが可能です。
食品ジャンルのトレンド的な「検索ワード」を商品ページに追加する
夏の本格化に向けてドリンク・アイスなど検索ボリュームが増加する傾向にあります。
検索ボリュームのある「夏」関連商品のキーワードと、それらに関係する要素の掛け合わせで検索されることが多くなります。特に最近のトレンドとしては、健康志向寄りのワードが追加で検索されやすくなっています。
| メインキーワード | サブキーワード |
|---|---|
| アイス | 無添加 |
| ジュース | オーガニック/100%/ソーダ |
また、お中元などの夏ギフトを意識したギフト系のキーワードが増加します。
・プチギフト
・お中元
・内祝い
・詰め合わせ
特集への参加で露出を増やすメリット
キーワード検索だけでなく、特集を積極的に活用しましょう。新商品が出る機会が少ないジャンルだからこそ、定番で人気をアピールすることは重要です。特集はテーマが絞られており、季節やトレンドに合わせた提案なので、バイヤー側もチェックしており、特集に掲載された商品のPVは増加する傾向です。
以下に、食品関連の6月と7月に開催する予定の特集をご紹介します。特集の抽出は、原則開催の3営業日前に行いますので、早めにご出品ください。
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開催期間 |
特集名 | テーマ |
|---|---|---|
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2026年6月26日~7月9日 |
夏に飲みたいお酒 | 暑い季節にぴったりの、爽快感や飲みやすさを楽しめるお酒を提案する特集です。飲食店メニューへの導入を想定し、夏ならではの楽しみ方を広げる商品を紹介します。季節提案として活用しやすい企画です。 |
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開催期間 |
特集名 | テーマ |
|---|---|---|
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2026年7月1日~7月14日 |
夏の売り場に涼を!アイス・シャーベット | この夏、需要の高まる冷菓を集めた特集を実施します。アイスクリーム、ジェラート、シャーベットなどの定番商品から、売り場の差別化につながるアイテムまで、幅広くご紹介予定です。季節感のある冷菓や暑さ対策を意識した商品を探す方へ提案できます。 |
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2026年7月6日~7月19日 |
夏の飲料仕入れ特集 アイスコーヒー・冷茶 | 夏の需要期に向けた飲料特集を実施します。アイスコーヒーから冷茶まで、暑い季節の水分補給シーンを彩る商品を幅広くご紹介予定です。涼やかな見た目と味わいで、夏フェアの目玉提案として活用しやすいラインナップでご提案します。 |
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2026年7月21日~8月3日 |
健康・環境・インバウンドで注目「ヴィーガン食品」 | 近年注目が高まる「ヴィーガン食品」をテーマにした特集を実施します。健康志向や環境問題への関心の高まり、動物福祉への配慮、インバウンド対応など、さまざまな観点から非動物性商品のニーズが広がっています。本特集では、植物性食材のみで作られた食品をご紹介予定です。 |
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2026年7月29日~8月11日 |
今流行りのエスニック料理に対応!アジアン・エスニックフード | 人気が高まるアジアン・エスニックフードをテーマにした特集を実施します。タイ・韓国・インドなどのアジア料理を家庭で楽しめる食品を中心に、スパイシーなものからマイルドな風味まで幅広いラインナップをご紹介予定です。食のバリエーションを広げたいニーズに応え、売り場の差別化につながるテーマとして提案できます。 |
特集期間に合わせた「割引キャンペーン」で売上アップを狙いましょう
特集期間中は、特集ページへの掲載やバナー露出などにより、通常時よりも多くのバイヤーが商品ページを訪れ、PV(閲覧数)が増えやすいタイミングです。多くのバイヤーに見てもらえる期間だからこそ、意識したいのが買いやすい条件づくりです。
たとえば、
・特集期間だけの商品の割引設定 →設定画面はこちら
・送料無料キャンペーン →設定画面はこちら
のいずれかを行うことで、
「気になっていた商品を、この機会に仕入れてみよう」と思ってもらいやすくなります。
食品ジャンルは新商品が頻繁に出るジャンルではないため、既存商品の条件を一時的に調整することが、売上アップにつながりやすいのも特徴です。特集期間=PVが増える“チャンスの期間”に、価格や条件面でひと工夫を加え、閲覧を注文につなげる施策として、優待・割引キャンペーンを使った販促をぜひ検討してみてください。
新規バイヤーとの接点づくり「アソート販売」の活用
新規バイヤーにとって、「まずは試してみたい」「売れるかどうかをお客様の反応を見たい」というテスト的な購入傾向があります。そのため、1点から・小ロットで購入できる商品は、バイヤーにとって非常に魅力的です。仕入れのハードルが下がり、初回取引につながりやすくなります。とはいえ、出展企業側にとっては、「1点販売や少量出荷が難しい」という場合もあります。
そんなときにおすすめなのが、アソート販売の活用です。
たとえば、出荷できる最低数量が3点・5点・10点の場合でも、内訳は複数の味・フレーバーを組み合わせるという方法です。
・出展企業側にとっては、掛率や数量条件を保ち
・バイヤーにとっては「試しやすい仕入れ」
を実現できます。
1点販売が難しい場合でも「少しずつ、いろいろ試せる」条件を用意することで、新規バイヤーとの接点づくりにつなげることができます。
<参考例1>
商品名:【アソート販売】【イノベンション】 ティモレ アボカドチップス 56g 3種類×8個セット
通常24点で出荷ですが、3種類を8個ずつにしたアソートにしています。小規模なお店にとっては、1種類につき24点だとハードルが高いですが、8個ずつであれば仕入れやすくなります。

<参考例2>
【アソート内訳変更できます】北海道炭酸ドリンク 24本セット(4種類×5本+1種類×4本)
こちらは応用型のアソート販売の例です。注文時にバイヤーがコメント欄で内訳のご希望を伝えると、内容を指定できるようにしています。初回購入向けに1点から出荷できる商品も用意していますが、価格と買いやすいロット数のバランスを取った提案として、こちらの形を採用しています。
【24本の内訳】
・ジンジャーエール×5本
・スパイスコーラ×5本
・ハニーレモネード×5本
・ミックスベリーソーダ×5本
・エルダーフラワーソーダ×4本
※アソート内訳を変更希望される方は、注文時メッセージにて希望本数をご記入くださいませ※

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