SDレポート(2021年の概況とジャンル別実績)

スーパーデリバリーの流通額などについて、当社（ラクーンホールディングス）で発表している決算資料をもとに2021年5月～2021年10月の状況をご紹介いたします。

合わせて、2021年のジャンル毎の前年対比などもご紹介いたします。

グラフは四半期ごとのデータとなっております。
第1四半期（Q1）・・・5～7月　 　第2四半期（Q2）・・・8～10月
第3四半期（Q3）・・・11～1月　　第4四半期（Q4）・・・2～4月

全体の流通額推移

海外流通額は高い成長率を継続しています。(前年対比＋50.7%）。
国内流通額はマスク・除菌グッズを除いた通常商品の国内流通額は前年対比＋6.5%となっています。

購入客数と客単価

購入小売店数は引き続き順調に増加しています。
客単価は新規購入者数増加の影響により減少傾向にありますが、リピート購入者の客単価が回復基調になっていることで抑え目の下げ幅となっています。

（参考）購入客数内訳 ～リピートと初回購入者～

国内の初回購入者数は第一四半期（2022 Q1）と同水準を維持となりました。
リピート購入者数は順調な積み上がりを継続しています。

ジャンル毎の流通額推移

ジャンル毎の2021年1月から10月までの流通額の前年対比をご紹介いたします。

ジャンル全般として、昨年のコロナ禍の流通額が大きく影響をしています。
特に2020年2月のコロナ流行当初から一度目の緊急事態宣言が解除される5月までは、各ジャンル大きな流通額の減少となっていました。
そのため、今年の流通額との差異は大きな数値となっております。

ファッション

前述の通り、昨年の5月までは大きく流通額は落ち込む期間だったため、前年比は大きな数値となっています。
昨年6月の緊急事態宣言解除以降は、海外会員のファッションジャンルの購入が増加し、継続的に前年比を上回る状況となっています。

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家具・インテリア

昨年はリモートワークなどの浸透で、PCデスクなどリモートワークに関連する家具やインテリアが好調でした。
今年はファブリック・敷物やインテリア雑貨、インテリアアートやグリーンなど、インテリアを彩る商品の動きが好調です。

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生活雑貨

昨年の4～5月と7月がマスク・衛生用品の需要がピークだったため、前年対比では大きくマイナスとなっています。
マスク・衛生用品を抜いた数値では全体的に前年比は超える実績となります。
食器・キッチンやステーショナリー・文具は継続的に海外会員の需要が高く好調なジャンルとなっています。

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電化製品

夏場はアイスメーカーやハンディファン、寒くなるとコタツなどの季節性のある商品が好調で、前年を大きく上回る月が多くなりました。

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食品・菓子・飲料・酒

新型コロナウイルスの流行前から好調に推移していた食品関連ジャンル。
コロナ禍も衰えることなく順調に推移しています。
2021年3月からはSDexportでも食品の販売が開始し（香港のみ）、販路が広がっています。

SD exportでの食品販売

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什器・店舗資材

昨年は緊急事態宣言など、お店の運営状況に左右された什器・店舗資材ジャンル。
今年に入ってからは常に昨年を上回る好調な推移となっていなっています。

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本

緊急事態宣言で在宅時間が多くなった影響か、おうち時間の過ごし方で本の需要も高まりました。
2021年も引き続き好調に推移しています。

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最後に

今回はスーパーデリバリー全体とジャンル毎の概況をご紹介いたしました。
まだまだコロナウイルスの影響もあり、数値などは大きく変動して予測がしづらい状況ですが、少しでも参考になりましたら幸いです。
こんな情報が欲しい！などございましたら、お気軽にお問合せいただければと思います。